HOME 駅伝

2023.11.18

京産大8年ぶり33回目の優勝 1区から首位譲らず全中継所トップ通過の快勝 2位は関大 オープン参加の青学大は4位相当/丹後大学駅伝
京産大8年ぶり33回目の優勝 1区から首位譲らず全中継所トップ通過の快勝 2位は関大 オープン参加の青学大は4位相当/丹後大学駅伝

1区区間賞に輝いた京産大・粟井駿平(23年箱根駅伝予選会)

丹後大学駅伝(第85回関西学生駅伝)は11月18日、京都府の宮津市の宮津市民体育館をスタートし、京丹後市の京丹後はごろも陸上競技場をフィニッシュとする8区間74.4kmで行われ、京産大が3時間48分08秒で8年ぶり33回目の優勝を果たした。

京産大は1区(9.9km)の粟井駿平(3年)が29分49秒で区間賞発進。さらに、10月14日の箱根駅伝予選会でチームトップだった小嶋郁依斗(3年)が最長区間の2区(11.8km)を35分16秒の区間賞で走破し、2位に1分16秒リードした。

その後も、中盤で後続との差を広げ、5区終了時点で2位に1分51秒リード。7区で38秒差まで迫られたものの、8区(10.4km)のアンカー・中村光稀(3年)が31分18秒の区間賞で締めた。

広告の下にコンテンツが続きます

今年は出雲駅伝や全日本大学駅伝に出られなかったが、第100回大会記念として出場した箱根駅伝予選会では、関東を除く最上位の27位。その総合力を関西学生ナンバーワンチームを決める舞台で見事に発揮した。

2位は3時間49分34秒で関大。7区(11.4km)の亀田仁一路(4年)が34分12秒の区間賞で5位から3人抜き。京産大との差も2分07秒詰めた。3位は3時間49分56秒で立命大だった。

上位10校には次回大会のシード権が与えられ、優勝した京産大は、来年の出雲駅伝出場権を獲得。また、クラウドファンディングでオープン参加した青学大は3時間50分12秒で、4位相当だった。

今回は前回から大幅にコースが変更され、区間数は変わらないものの、総距離が84.5kmから74.4kmに短縮。出雲駅伝を想定した短距離区間も設けられた。

丹後大学駅伝(第85回関西学生駅伝)は11月18日、京都府の宮津市の宮津市民体育館をスタートし、京丹後市の京丹後はごろも陸上競技場をフィニッシュとする8区間74.4kmで行われ、京産大が3時間48分08秒で8年ぶり33回目の優勝を果たした。 京産大は1区(9.9km)の粟井駿平(3年)が29分49秒で区間賞発進。さらに、10月14日の箱根駅伝予選会でチームトップだった小嶋郁依斗(3年)が最長区間の2区(11.8km)を35分16秒の区間賞で走破し、2位に1分16秒リードした。 その後も、中盤で後続との差を広げ、5区終了時点で2位に1分51秒リード。7区で38秒差まで迫られたものの、8区(10.4km)のアンカー・中村光稀(3年)が31分18秒の区間賞で締めた。 今年は出雲駅伝や全日本大学駅伝に出られなかったが、第100回大会記念として出場した箱根駅伝予選会では、関東を除く最上位の27位。その総合力を関西学生ナンバーワンチームを決める舞台で見事に発揮した。 2位は3時間49分34秒で関大。7区(11.4km)の亀田仁一路(4年)が34分12秒の区間賞で5位から3人抜き。京産大との差も2分07秒詰めた。3位は3時間49分56秒で立命大だった。 上位10校には次回大会のシード権が与えられ、優勝した京産大は、来年の出雲駅伝出場権を獲得。また、クラウドファンディングでオープン参加した青学大は3時間50分12秒で、4位相当だった。 今回は前回から大幅にコースが変更され、区間数は変わらないものの、総距離が84.5kmから74.4kmに短縮。出雲駅伝を想定した短距離区間も設けられた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

NEWS 全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

2025.12.08

全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]

NEWS 3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

2025.12.08

3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]

NEWS 400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

2025.12.08

400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]

NEWS 福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

2025.12.08

福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソンと防府読売マラソンの2大会が12月7日に行われた。 福岡国際はバイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒で優勝。2位には西山雄介(トヨタ自動車)が2時間7 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top