2023.11.05
◇第55回全日本大学駅伝(11月5日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km)
大学駅伝日本一を決める全日本大学駅伝が行われ、1区は駒大の赤津勇進(4年)が27分19秒(速報値)で区間賞を獲得した。
最初の1kmは2分45秒。その後はややペースが落ち着いたものの、4km過ぎに青学大の若林宏樹(3年)が飛び出す。若林は5kmを14分22秒で通過し、7kmを20分12秒で通過した頃には2位集団と16秒もの差がついた。
残り2kmを切って若林のペースが鈍り、2位集団との差がどんどん縮まっていく。9km過ぎに早大の間瀬田純平(2年)がスパートを仕掛けて抜け出したものの、最後は後方から猛追した赤津が先頭で中継所に到着した。
間瀬田が1秒差で区間2位。中大の吉居駿恭(2年)が3位で続き、積極的な走りを見せた若林は先頭と8秒差の8位でつないだ。1位から9位までが11秒差と、僅差でなだれ込んでいる。
赤津は2度目の学生駅伝出場で初の区間賞。「走る前は緊張していましたが、監督や総監督に『ついていくだけでいい』と言われてリラックスして走れました」と喜んだ。
駒大は3連覇中で、今大会で勝てば2011~14年に続く4連覇。目標に掲げる「2年連続3冠」へリーチをかける。
■1区(9.5km)区間上位成績
27分19秒 赤津勇進(駒大4) 27分20秒 間瀬田純平(早大2) 27分22秒 吉居駿恭(中大2) 27分25秒 織橋 巧(創価大1) 27分26秒 佐竹勇樹(大東大4)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.28
-
2025.11.27
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加
世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025