HOME 国内

2023.10.15

24歳・鈴木優花が優勝で初の五輪代表に!2位・一山麻緒は2大会連続代表内定、細田が3位/MGC
24歳・鈴木優花が優勝で初の五輪代表に!2位・一山麻緒は2大会連続代表内定、細田が3位/MGC

MGC女子を制した鈴木優花

◇マラソングランドチャンピオンシップ(MGC/10月15日、東京・国立競技場発着)

来年夏のパリ五輪マラソン代表選考レースのMGCが行われ、女子は社会人2年目の鈴木優花(第一生命グループ)が2時間24分09秒で優勝し、初の五輪代表に内定。一山麻緒(資生堂)が2時間24分43秒で2位に入り、2大会連続の五輪代表内定を決めた。7秒差で3位に細田あい(エディオン)が入った。

前回優勝の前田穂南(天満屋)が引っ張って始まったレースは、23kmを過ぎて一山がやや前へ出る。それに対応できたのが細田あい(エディオン)で、そこからしばらく一騎打ちの展開が続いた。

だが、第2集団が徐々に追い上げると、細田を振り切って抜け出した一山を、ただ1人鈴木が追走。上り坂が始まった38.4kmで追いつくと、38.9kmでリードを奪う。そのまま逃げ切り、右手人差し指を突き上げてVテープを切った。

一山は、トラックに入ってから細田の猛追を受けたがそのまま逃げ切り、2位で五輪代表の座を確保。細田は一歩及ばなかったが、3位で可能性を残した。

前田は7位、鈴木亜由子(日本郵政グループ)は12位と、前回1位、2位の2人は苦戦を強いられた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇マラソングランドチャンピオンシップ(MGC/10月15日、東京・国立競技場発着) 来年夏のパリ五輪マラソン代表選考レースのMGCが行われ、女子は社会人2年目の鈴木優花(第一生命グループ)が2時間24分09秒で優勝し、初の五輪代表に内定。一山麻緒(資生堂)が2時間24分43秒で2位に入り、2大会連続の五輪代表内定を決めた。7秒差で3位に細田あい(エディオン)が入った。 前回優勝の前田穂南(天満屋)が引っ張って始まったレースは、23kmを過ぎて一山がやや前へ出る。それに対応できたのが細田あい(エディオン)で、そこからしばらく一騎打ちの展開が続いた。 だが、第2集団が徐々に追い上げると、細田を振り切って抜け出した一山を、ただ1人鈴木が追走。上り坂が始まった38.4kmで追いつくと、38.9kmでリードを奪う。そのまま逃げ切り、右手人差し指を突き上げてVテープを切った。 一山は、トラックに入ってから細田の猛追を受けたがそのまま逃げ切り、2位で五輪代表の座を確保。細田は一歩及ばなかったが、3位で可能性を残した。 前田は7位、鈴木亜由子(日本郵政グループ)は12位と、前回1位、2位の2人は苦戦を強いられた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

2025.07.14

東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

9月に開催される東京世界選手権のアンバサダーに、女子100mハードルの元選手サリー・ピアソン氏(豪州)と男子三段跳の元選手クリスチャン・テイラー氏(米国)が就任することが世界陸連(WA)より発表された。 38歳のピアソン […]

NEWS 17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

7月11日~12日、米国・テネシー州メンフィスで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのエド・マーフィー・クラシックが開催され、男子400mでは17歳のQ.ウィルソン(米国)が44秒10のU18世界最高記録で優勝 […]

NEWS 【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

2025.07.14

【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

第239回東海大長距離競技会は7月13日、神奈川・東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、男子1500mで本田桜二郎(鳥取城北3)が高校歴代5位、中国高校新記録となる3分43秒23をマークした。従来の中国高校記録は徳本一善(沼 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top