2023.10.14
◇鹿児島特別国体(10月13~17日/鹿児島・鴨池陸上競技場)1日目
鹿児島特別国体の1日目が行われ、女子100mハードル前日本記録保持者でブダペスト世界選手権代表の寺田明日香(北海道・ジャパンクリエイト)が成年女子100mに出場。予選を11秒98(+2.2)の組4着でプラス通過したものの、準決勝は12秒34(+1.9)の組8着で決勝には進めなかった。
「十何年ぶりだと聞いているんですけど…」と33歳の寺田。2010年千葉国体(13秒12で優勝)以来、実に13年ぶりの国体となり、「走れないのはわかっていたので、楽しもうと思っていました。ギスギスしたレースばかりだったので」と笑顔を見せる。
実は日本選手権後からアキレス腱の痛みが大きくなっていたこともあり、世界選手権後は「身体がスカスカな状態」だった。それがここにきようやく「(痛みが)抜けてきた」ところで、「良い形で冬季練習に入れるように」と臨んだという。
北海道の先生方には「走れませんよ」と言っていたそうだが、「リレーを組みたい」と熱望されて応えた形。4×100mリレーでは「高校生が速いので足を引っ張らないようにします」と笑う。
中高生たちと時間をともにする貴重な機会となる国体。「私は怖いと思うので…(笑)。私から声をかけて、聞きたいことがあれば聞いてほしい」と自身の経験などを惜しみなく還元していくつもりだ。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.04.28
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.28
日本勢は金メダル8個獲得 中長距離で5種目制覇 記録では渕上翔太400mH49秒97、中谷魁聖が走高跳2m19をマーク/U20アジア選手権
◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ) 4日間の大会が終了し、男女合わせて29名が出場した日本勢は金メダル8個を含む21のメダルを獲得。昨年6月に韓国で行われた前回大会(金14個、メダル総数で […]
2024.04.28
バレガ5000m12分55秒68の大会新V 前週世界新のデュプランティスは6m00 3000m障害のチェプコエチも2連勝/DL蘇州
中国・蘇州で4月27日、ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦が開催され、男子5000mでは東京五輪10000m金メダルのS.バレガ(エチオピア)が12分55秒68の大会新で優勝した。 バレガは現在24歳。18年にこの種目で1 […]
2024.04.28
織田記念スタートリスト発表 男子100m坂井隆一郎は最終エントリーせず 山縣亮太や多田修平、東田旺洋が出場へ
第58回織田幹雄記念国際大会(4月29日/広島広域公園陸上競技場)のスタートリストが4月28日、発表された。 GP(グランプリ)男子100m予選1組は、4レーンに多田修平(住友電工)。2組には4レーンにデーデー・ブルーノ […]
2024.04.28
【高校生FOCUS】女子中距離・久保凛(東大阪大敬愛高)ターゲットはインターハイ連覇と日本選手権V
FOCUS! 高校生INTERVIEW 久保 凛 Kubo Rin 東大阪大敬愛高2大阪 活躍中の注目高校アスリートをフォーカスして紹介するコーナー!今回は昨年の北海道インターハイ女子800mチャンピオンの久保凛選手( […]
2024.04.28
社会人初戦を迎える村竹ラシッド 日本選手権やパリ五輪を見据え「冬季の成果を確かめたい」/織田記念
第58回織田幹雄記念国際大会(4月29日)を前日に控えた4月28日、会場の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で出場選手の会見が行われた。 男子110mHに出場する村竹ラシッド(JAL)は、この春に順大 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!