HOME 国内、日本代表

2023.10.02

男子4×100mR予選は「安全バトン」で1着!1走・桐生祥秀は10年ぶり/アジア大会
男子4×100mR予選は「安全バトン」で1着!1走・桐生祥秀は10年ぶり/アジア大会

桐生祥秀、小池祐貴が1、2走を務めた男子4×100mRは予選を悠々と通過

◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)

中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の4日目の午前セッションに男子4×100mリレー予選が行われ、2組の日本は38秒99の1着で通過した。

広告の下にコンテンツが続きます

日本は桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、上山紘輝(住友電工)、宇野勝翔(順大)のオーダー。朝一番ということもあり、「身体は動かない」(小池)なかでしっかりバトンをつないだ。

洛南高時代に出場した2013年モスクワ世界選手権以来、10年ぶりの1走を務めた桐生。「着実に通る感じで、バトンは攻めより詰めてやりました」。小池も「ミスというよりは指示通り。バトンだけでもだいぶタイムは縮められる」と、最年長となった同学年コンビが自信を見せる。

上山は「200mの疲労もあるなかでしっかり走れた。バトンも安全過ぎるくらいなので、修正して、決勝は楽しみたい」と語る。初代表の宇野は「あこがれの先輩とバトンをつなげてうれしい。偉大な兄貴たち。僕がしっかり1着でもっていこうと思った」。桐生らから「同じことばかり言っている」「宇野が就職活動といっているので、金メダルでアシストしたい」と笑って、“いじられる”など、良い雰囲気を見せた。

1組目で38秒62の中国、38秒75の韓国、そしてタイなどがライバルとなりそうだが、2018年ジャカルタ大会に続く金メダルを狙って決勝は攻めの姿勢を見せる。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州) 中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の4日目の午前セッションに男子4×100mリレー予選が行われ、2組の日本は38秒99の1着で通過した。 日本は桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、上山紘輝(住友電工)、宇野勝翔(順大)のオーダー。朝一番ということもあり、「身体は動かない」(小池)なかでしっかりバトンをつないだ。 洛南高時代に出場した2013年モスクワ世界選手権以来、10年ぶりの1走を務めた桐生。「着実に通る感じで、バトンは攻めより詰めてやりました」。小池も「ミスというよりは指示通り。バトンだけでもだいぶタイムは縮められる」と、最年長となった同学年コンビが自信を見せる。 上山は「200mの疲労もあるなかでしっかり走れた。バトンも安全過ぎるくらいなので、修正して、決勝は楽しみたい」と語る。初代表の宇野は「あこがれの先輩とバトンをつなげてうれしい。偉大な兄貴たち。僕がしっかり1着でもっていこうと思った」。桐生らから「同じことばかり言っている」「宇野が就職活動といっているので、金メダルでアシストしたい」と笑って、“いじられる”など、良い雰囲気を見せた。 1組目で38秒62の中国、38秒75の韓国、そしてタイなどがライバルとなりそうだが、2018年ジャカルタ大会に続く金メダルを狙って決勝は攻めの姿勢を見せる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.29

【高校生FOCUS】走高跳・中村佳吾(関大北陽高)「プレッシャーがあったほうが跳べる」

FOCUS! 高校生INTERVIEW 中村佳吾 Nakamura Keigo 関大北陽3大阪 毎月恒例掲載の高校生FOCUSは、男子走高跳の中村佳吾選手(関大北陽3大阪)に2025年を締めくくってもらいます。7月の広島 […]

NEWS インフル乗り越えた大東大・外園監督「出場できることに感謝」名城大・米田監督「総合力で勝ち切る」/富士山女子駅伝

2025.12.29

インフル乗り越えた大東大・外園監督「出場できることに感謝」名城大・米田監督「総合力で勝ち切る」/富士山女子駅伝

12月30日に開催される2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の前日会見と開会式が、29日に静岡県富士市内で行われた。 会見には城西大の赤羽周平監督、大東大の外園隆監督、名城大の米田勝朗監督、東北福祉大の冠木雅 […]

NEWS 全日本女王・城西大の赤羽監督は初Vへ「100%が出せれば見えてくる」立命大・杉村監督「この布陣で連覇を」/富士山女子駅伝

2025.12.29

全日本女王・城西大の赤羽監督は初Vへ「100%が出せれば見えてくる」立命大・杉村監督「この布陣で連覇を」/富士山女子駅伝

12月30日に開催される2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の前日会見と開会式が、29日に静岡県富士市内で行われた。 会見には城西大の赤羽周平監督、大東大の外園隆監督、名城大の米田勝朗監督、東北福祉大の冠木雅 […]

NEWS 【箱根駅伝区間エントリー】全日本王者・駒大は6区に3度目となる伊藤蒼唯! 主将・山川拓馬、エース・佐藤圭汰らは補欠

2025.12.29

【箱根駅伝区間エントリー】全日本王者・駒大は6区に3度目となる伊藤蒼唯! 主将・山川拓馬、エース・佐藤圭汰らは補欠

第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)の区間エントリーが12月29日に発表された。 全日本大学駅伝を制し、3年ぶりの優勝を狙う駒大は前回経験者4人を登録。1区は伊勢路でも同区間で区間4位と好走した小山翔也(3年) […]

NEWS 【箱根駅伝区間エントリー】悲願の初Vへ國學院大は2区に主将・上原琉翔! ルーキー・髙石樹が5区 野中恒亨らは補欠

2025.12.29

【箱根駅伝区間エントリー】悲願の初Vへ國學院大は2区に主将・上原琉翔! ルーキー・髙石樹が5区 野中恒亨らは補欠

第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)の区間エントリーが12月29日に発表された。 出雲駅伝を制し、悲願の初優勝を狙う國學院大は2区に主将の上原琉翔(4年)を登録。1区には前回6区の嘉数純平(4年)、4区には出雲 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top