HOME 駅伝

2023.10.02

コニカミノルタの伊勢翔吾と相沢悠斗が引退、社業専念へ「これまでの経験を活かしたい」
コニカミノルタの伊勢翔吾と相沢悠斗が引退、社業専念へ「これまでの経験を活かしたい」

23年全日本実業団対抗駅伝6区に出走した伊勢翔吾

2日、コニカミノルタは伊勢翔吾と相沢悠斗の退部を発表した。2人は現役を引退し、社業へ専念する。

27歳の伊勢は千葉・松戸四中、市船橋高を経て駒大へ進学。在学中は主力として活躍し、3年時には日本学生ハーフ2位、4年時には箱根駅伝8区区間4位などの実績を残した。卒業後は2019年にコニカミノルタへ入社し、22年と23年には全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の6区に出走している。

伊勢の1学年後輩にあたる相沢は宮城・聖和学園高から東京国際大へ入学。高校時代の5000mベストは15分台だったものの、たゆまぬ努力でチームの主力選手へと成長し、4年時の箱根駅伝では9区区間3位と好走。同期の伊藤達彦(現・Honda)らとともに大学初シード(5位)に貢献した。コニカミノルタでは駅伝出走はかなわなかったものの、22年には10000mで28分54秒40の自己新をマークしている。

2人はチームをとおし、「思い描く結果が出せず、皆様に恩返しすることができなかったことが心残りではありますが、苦しんだ経験も自分自身の成長につながったと思っています」(伊勢)、「3年半ケガなどでなかなか思い描いた走りができず、悔しい結果となることもありましたが、私自身の経験として今後に活かしていきたいと思っております」(相沢)と、それぞれコメントを残している。

2日、コニカミノルタは伊勢翔吾と相沢悠斗の退部を発表した。2人は現役を引退し、社業へ専念する。 27歳の伊勢は千葉・松戸四中、市船橋高を経て駒大へ進学。在学中は主力として活躍し、3年時には日本学生ハーフ2位、4年時には箱根駅伝8区区間4位などの実績を残した。卒業後は2019年にコニカミノルタへ入社し、22年と23年には全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の6区に出走している。 伊勢の1学年後輩にあたる相沢は宮城・聖和学園高から東京国際大へ入学。高校時代の5000mベストは15分台だったものの、たゆまぬ努力でチームの主力選手へと成長し、4年時の箱根駅伝では9区区間3位と好走。同期の伊藤達彦(現・Honda)らとともに大学初シード(5位)に貢献した。コニカミノルタでは駅伝出走はかなわなかったものの、22年には10000mで28分54秒40の自己新をマークしている。 2人はチームをとおし、「思い描く結果が出せず、皆様に恩返しすることができなかったことが心残りではありますが、苦しんだ経験も自分自身の成長につながったと思っています」(伊勢)、「3年半ケガなどでなかなか思い描いた走りができず、悔しい結果となることもありましたが、私自身の経験として今後に活かしていきたいと思っております」(相沢)と、それぞれコメントを残している。

【写真】引退する伊勢翔吾と相沢悠斗のコメント全文

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top