HOME 国内

2023.09.18

110mH泉谷駿介が堂々4位!13秒10でトップ3まであと0.03秒/DLファイナル
110mH泉谷駿介が堂々4位!13秒10でトップ3まであと0.03秒/DLファイナル

13秒04の日本新記録で23年日本選手権男子110mHに優勝した泉谷駿介

ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルとなるプリフォンテーン・クラシックが米国オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで開かれ、2日目(9月17日)に行われた男子110mハードルで泉谷駿介(住友電工)が堂々の4位に入った。

初めて立ったDLファイナルの舞台。左隣にG.ホロウェイ(米国)、さらにその左にはH.パーチメント(ジャマイカ)と並ぶ。スタートもしっかり飛び出すと、前半強いホロウェイに食らいつく。

中盤まで優勝したパーチメントを先行して3番手にいたが、6台目にややバランスを崩す。それでも得意の後半で持ち直し、10台目を越えてからのスプリントで巻き返して4位に食い込んだ。記録は13秒10(+0.9)で、3位のD.ロバーツ(米国)とは0.03秒差だった。

広告の下にコンテンツが続きます

泉谷は今年6月の日本選手権で13秒04の日本新。初DLだったDLローザンヌ大会で13秒22(-1.0)をマークして日本男子初のDL優勝を果たすと、DLロンドン大会でも13秒06(+1.3)で2位に入った。

ブダペスト世界選手権ではこの種目日本初のファイナリストなり、両脚をケイレンしながら13秒19(±0)で5位だった。

今季は常に世界上位で争ってきた泉谷。トップ3がいよいよ現実味を帯びてきた。

広告の下にコンテンツが続きます

DLは年間を通じて争われるリーグ戦で、ポイントを獲得した上位のみがファイナルに出場。世界選手権や五輪のように1ヵ国3人という制限もないなか、その年に結果を出してきた実力者だけが立つことができる。そこで一発勝負で年間チャンピオンを決定する、まさに『世界最高峰』の舞台となる。

ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルとなるプリフォンテーン・クラシックが米国オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで開かれ、2日目(9月17日)に行われた男子110mハードルで泉谷駿介(住友電工)が堂々の4位に入った。 初めて立ったDLファイナルの舞台。左隣にG.ホロウェイ(米国)、さらにその左にはH.パーチメント(ジャマイカ)と並ぶ。スタートもしっかり飛び出すと、前半強いホロウェイに食らいつく。 中盤まで優勝したパーチメントを先行して3番手にいたが、6台目にややバランスを崩す。それでも得意の後半で持ち直し、10台目を越えてからのスプリントで巻き返して4位に食い込んだ。記録は13秒10(+0.9)で、3位のD.ロバーツ(米国)とは0.03秒差だった。 泉谷は今年6月の日本選手権で13秒04の日本新。初DLだったDLローザンヌ大会で13秒22(-1.0)をマークして日本男子初のDL優勝を果たすと、DLロンドン大会でも13秒06(+1.3)で2位に入った。 ブダペスト世界選手権ではこの種目日本初のファイナリストなり、両脚をケイレンしながら13秒19(±0)で5位だった。 今季は常に世界上位で争ってきた泉谷。トップ3がいよいよ現実味を帯びてきた。 DLは年間を通じて争われるリーグ戦で、ポイントを獲得した上位のみがファイナルに出場。世界選手権や五輪のように1ヵ国3人という制限もないなか、その年に結果を出してきた実力者だけが立つことができる。そこで一発勝負で年間チャンピオンを決定する、まさに『世界最高峰』の舞台となる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.19

男子20km競歩 古賀友太の補欠登録を解除/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は9月19日、世界陸上男子20km競歩の補欠だった古賀友太(大塚製薬)の登録を解除したと発表した。 古賀は昨年のパリ五輪では8位に入賞。世界陸上の出場を目指してい […]

NEWS 男子4継・日本は2組8レーン! 英国や南アフリカと同組 マイルはボツワナと同じ2組3レーン リレースタートリスト発表/東京世界陸上

2025.09.19

男子4継・日本は2組8レーン! 英国や南アフリカと同組 マイルはボツワナと同じ2組3レーン リレースタートリスト発表/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日〜21日/国立競技場) 東京世界陸上8日目のイブニングセッションで行われる男女の4×100mリレーと4×400mリレーのスタートリストが発表された。 2019年ドーハ大会以来3大会ぶりのメダル獲 […]

NEWS オレゴン世界陸上100m金・カーリーがドーピング容認大会参加を表明 今季トラブル続きでスポンサー契約も解除

2025.09.19

オレゴン世界陸上100m金・カーリーがドーピング容認大会参加を表明 今季トラブル続きでスポンサー契約も解除

オレゴン世界選手権男子100m金メダリストのF.カーリー(米国)がドーピング容認の大会、エンハンスト・ゲームズに参加することを表明した。陸上からは同大会への登録は初となる。 エンハンスト・ゲームズは26年5月に米国・ラス […]

NEWS 34年の時を超えて 91年東京7位・高野進氏「自分の勝負パターンを見つけた」 400m中島佑気ジョセフの6位入賞を称賛 /東京世界陸上

2025.09.19

34年の時を超えて 91年東京7位・高野進氏「自分の勝負パターンを見つけた」 400m中島佑気ジョセフの6位入賞を称賛 /東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400mで日本勢34年ぶりとなる決勝に進出した中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で日本勢過去最高位となる6 […]

NEWS 日本勢34年ぶり400m決勝の中島佑気ジョセフは3連続44秒台で6位 田中希実5000m4大会連続予選突破/世界陸上Day6

2025.09.19

日本勢34年ぶり400m決勝の中島佑気ジョセフは3連続44秒台で6位 田中希実5000m4大会連続予選突破/世界陸上Day6

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400mで日本勢34年ぶりに決勝に残った中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位入賞を果たした。1991年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top