◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)2日目
日本インカレ2日目に男子100mが行われ、栁田大輝(東洋大)が10秒18(+0.4)で初優勝。世界選手権代表の貫禄を示した。
フィニッシュ後、思わず天を仰いだ栁田。終盤、しっかり抜け出したが、「勝ち急いでしまいました」と自身の走りには悔しがった。
アジア選手権を10秒02で制し、世界選手権で準決勝進出。だが、世界の壁を痛感し、「振り返ると、アジア選手権でどこか満足してしまった部分もありました。10秒02では全然ダメ。今の自分では世界で通用しない」と改めて視座を高めた。
今大会に向けては「あまり期間がなく準備は難しかったですが、急激に力が落ちるわけではない」と焦らずに調整。「負けるわけにはいかない」というプライドで、準決勝10秒14(+1.2)、決勝も10秒18で、10秒1台を連発して見せた。
このあと、4×100mリレー決勝で2冠を狙う栁田。今大会でシーズンを終え、「ちょっとだけ遊びます」と二十歳らしい笑顔を見せ、来季に向けて英気を養って厳しい冬季に向かっていく。
大会の模様はあすリートチャンネルのYouTubeでライブ配信されている。
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【動画】栁田大輝 堂々の走り!100mでインカレ初V
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