◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目
ブダペスト世界陸上6日目のアフタヌーンセッションが行われ、男子200m準決勝1組に出場した飯塚翔太(ミズノ)は20秒54(-0.1)で7着で敗退した。
ウォーミングアップ上からサブトラックに移動するカートが事故に遭うなど、アクシデントを経てのスタートとなったレース。コーナーの急な2レーンに入った飯塚は序盤からライバルたちに引き離され、20秒26だった予選からタイムを落としてのフィニッシュとなった。
「全体通して走りはよかったです。スピードに乗り切れないところがあって、50mから70mがうまく走れなかったかな。もっとやれたと思うけどベストレースだったと思います」と4度目の準決勝を振り返った飯塚。
大学生の鵜澤飛羽や栁田大輝の成長が著しいなか、32歳を迎えて“ベテラン”と呼ばれることも多くなった。しかし、今大会ではワールドランキングでギリギリの出場権獲得だったにも関わらず、予選では4年ぶりの20秒2台をマーク。まだまだやれるところを見せた。
「もう一回チャレンジしたいし、上に行けそうな予兆がある」
決勝への挑戦の情熱はまだまだ冷めていない。
【動画】200mで4度目の準決勝 飯塚翔太の走りをチェック!
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