◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目
ブダペスト世界陸上6日目のアフタヌーンセッションの男子200m準決勝でアクシデントが起こった。
準決勝1組の選手をサブトラックから輸送するカートと、別のカートによる衝突事故が発生。同乗していた飯塚翔太(ミズノ)によると「どちらもブレーキをかけずに」接触したそうで、アンドリュー・ハドソン(ジャマイカ)は目のあたりを痛がって抑えていたという。ノア・ライルズ(米国)は「フェアじゃない。決勝を走らせてあげろ」と話していたそうだ。
準決勝は2組から先に出走し、3組の後に1組がスタート。負傷したハドソンも出場して20秒38(-0.1)の5着だったが、「目にガラスの破片が入って視界がかすんだ」という抗議が通り、救済されて決勝1レーンに名を連ねることが決まった。
大会主催者は「アスリート1名(ハドソン)とボランティア1名が事故の対象となったが、アスリートは最終組として出場した。ボランティアも元気です」とし、「組織委員会は事件を調査し、輸送手順を見直している」と発表している。
世界選手権は8月19日から27日の日程でハンガリー・ブダペストを舞台に行われている。
【動画】あわや大惨事!飯塚翔太やライルズが乗車のカートが衝突事故
Jamaican sprinter Andrew Hudson was left with shards of glass in his eye after a collision between two golf buggies.
— BBC Sport (@BBCSport) August 24, 2023
He's now been given a discretionary place in the men's 200m final after he said he had blurred vision during the semis. #WorldAthleticsChamps pic.twitter.com/U7AkYrk8s2
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.18
横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く
-
2025.12.18
-
2025.12.18
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.18
箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集
前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]
2025.12.18
横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く
鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]
2025.12.18
26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定
アジア陸連は11月に理事会を開催し、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリ […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳