◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)
ブダペスト世界陸上の女子マラソン代表3選手が前々日会見に登壇した。
先輩の松田瑞生(ダイハツ)とともに初の世界選手権代表をつかんだ加世田梨花は、「初めての日本代表でワクワクしています」と笑顔を見せる。
昨年9月のベルリン・マラソンで2時間21分55秒をマーク。「きつくなってからの粘り」が持ち味だと語るように、海外勢相手にも粘りの走りは実証済みだ。
今季はトラックシーズンでも好調で、ゴールデンゲームズinのべおか10000mで31分49秒56の1位、日本選手権5000mも2位に入った。7月3日から8月16日まで米国・ニューメキシコ州アルバカーキで松田とともに高地でトレーニングを積んだ加世田。「後半きつくなってから、もう一段階粘るということをテーマに練習を積んできました」と磨きをかけてきた。
暑さもあるが「アメリカも暑かったので強化できている」と自信を持つ。コースは「街並みがきれいで起伏が多くない」と言うも「10kmを4周する周回コースが初めて。どんなモチベーションになるか」と語る。
海外勢を相手に「30kmあたりから入賞争いの勝負がつく。勝負所を見逃さないようにしたい。積極的な走りで出るだけで満足して終わるレースにしたくない」。強気な加世田が初のマラソン日本代表でどんな快走劇を見せるだろうか。
女子マラソンは大会8日目の26日、日本時間14時にスタートする。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.07
【大会結果】福岡国際マラソン2025(2025年12月7日)
-
2025.12.07
-
2025.12.06
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.07
大学対校男女混合駅伝の出場が決定! 前回より1チーム増の22チームに出場権 新潟医療福祉大が初出場
12月3日、関西学連は、2025年2月15日に開催される第6回全国大学対校男女混合駅伝の出場22チームを発表した。 同大会は第4回大会までは招待制で行われていたが、前回大会からシード制と世界陸連スコアリングテーブルを用い […]
2025.12.07
西山和弥が日本人トップの2位でMGC切符!23年ブダペスト世界陸上代表が復調気配/防府読売マラソン
◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが行われ、男子(G1)はワークナー・デレセ(ひらまつ病院)が23年ぶりの大会新記録となる2時間6分58秒(速報 […]
2025.12.07
西研人が初優勝! 大会記録に迫る45分55秒 小山直城が2位 国際の部はヴィンセントがトップ/甲佐10マイルロード
12月1日、熊本県甲佐町で第50回熊本甲佐10マイルロードレースが行われ、一般の部では西研人(大阪ガス)が45分55秒で初優勝を飾った。 レースは、西と同時スタートの国際の部に出場したY.ヴィンセント(Honda)やE. […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025