HOME 国内、世界陸上、日本代表
マラソン初代表・佐藤早也伽「最後まで粘り強く」入賞へひた走る/世界陸上
マラソン初代表・佐藤早也伽「最後まで粘り強く」入賞へひた走る/世界陸上

ブダペスト世界選手権代表の佐藤早也伽

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)

ブダペスト世界陸上の女子マラソン代表3選手が前々日会見に登壇した。

初の日本代表をつかんだ佐藤早也伽(積水化学)は、本番を控えて「今は初めての世界選手権ですごくワクワクしています」と語る。昨年9月のベルリン・マラソンで2時間22分13秒をマーク。今年1月の大阪国際女子マラソンでは転倒により途中棄権となったが、7月のホクレン・ディスタンスチャレンジでレースに復帰した。

広告の下にコンテンツが続きます

7月10日から8月17日まで米国・コロラド州で合宿。「マラソンでの高地合宿は初めてだったので、監督からのメニューをこなすことを意識して走り込みをしてきました」と言う。

今大会の目標は「入賞」と佐藤。展開については「後半は暑さも出てくると思うのできつくなった時に粘って目標を達成したい」と意気込んでいる。

持ち味を聞かれ「思いつかない」と苦笑いしたが、「粘り強さ」は武器になる。「ここに来るまでにたくさんの方に応援していただいた。結果で恩返ししたいです」。おっとりとした口調ににじむ、強い思い。それを初の世界大会マラソンに込めて世界遺産の街並みを駆け抜ける。

女子マラソンは大会8日目の26日、日本時間14時にスタートする。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト) ブダペスト世界陸上の女子マラソン代表3選手が前々日会見に登壇した。 初の日本代表をつかんだ佐藤早也伽(積水化学)は、本番を控えて「今は初めての世界選手権ですごくワクワクしています」と語る。昨年9月のベルリン・マラソンで2時間22分13秒をマーク。今年1月の大阪国際女子マラソンでは転倒により途中棄権となったが、7月のホクレン・ディスタンスチャレンジでレースに復帰した。 7月10日から8月17日まで米国・コロラド州で合宿。「マラソンでの高地合宿は初めてだったので、監督からのメニューをこなすことを意識して走り込みをしてきました」と言う。 今大会の目標は「入賞」と佐藤。展開については「後半は暑さも出てくると思うのできつくなった時に粘って目標を達成したい」と意気込んでいる。 持ち味を聞かれ「思いつかない」と苦笑いしたが、「粘り強さ」は武器になる。「ここに来るまでにたくさんの方に応援していただいた。結果で恩返ししたいです」。おっとりとした口調ににじむ、強い思い。それを初の世界大会マラソンに込めて世界遺産の街並みを駆け抜ける。 女子マラソンは大会8日目の26日、日本時間14時にスタートする。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top