HOME 国内、世界陸上、日本代表
田中希実が5000m予選で14分37秒98の日本新! 従来の記録を14秒以上も更新し、3大会連続決勝進出!/世界陸上
田中希実が5000m予選で14分37秒98の日本新! 従来の記録を14秒以上も更新し、3大会連続決勝進出!/世界陸上

23年世界選手権女子5000m予選で日本記録を樹立した田中希実

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目

ブダペスト世界陸上5日目のアフタヌーンセッションが行われ、女子5000m予選2組に出場した田中希実(New Balance)は14分37秒98の日本新記録をマーク。6着に入り、3大会連続の決勝進出を決めた。

上位8着までが決勝に進める条件のなか、レースはシファン・ハッサン(オランダ)が引っ張るという展開に。田中は2番手につけると、日本記録を上回るペースで周回を重ねる。

広告の下にコンテンツが続きます

中盤でフェイス・キピエゴン(ケニア)やエチオピア勢が田中の前に出たが、それ以上は譲らず常に6番手をキープ。最後までスピードは緩めることなくフィニッシュし、従来の日本記録(14分52秒84)を15秒近く塗り替えた。

田中は今大会1500mと5000mの2種目で決勝進出を目指したものの、1500mは準決勝どまり。「5000mがあるのが救いなので頑張りたい」と語っていたが、その言葉通りに結果を残した。

また、この結果により来年のパリ五輪の参加標準記録(14分52秒00)も突破している。

決勝は日本時間の8月27日午前3時50分に行われる。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目 ブダペスト世界陸上5日目のアフタヌーンセッションが行われ、女子5000m予選2組に出場した田中希実(New Balance)は14分37秒98の日本新記録をマーク。6着に入り、3大会連続の決勝進出を決めた。 上位8着までが決勝に進める条件のなか、レースはシファン・ハッサン(オランダ)が引っ張るという展開に。田中は2番手につけると、日本記録を上回るペースで周回を重ねる。 中盤でフェイス・キピエゴン(ケニア)やエチオピア勢が田中の前に出たが、それ以上は譲らず常に6番手をキープ。最後までスピードは緩めることなくフィニッシュし、従来の日本記録(14分52秒84)を15秒近く塗り替えた。 田中は今大会1500mと5000mの2種目で決勝進出を目指したものの、1500mは準決勝どまり。「5000mがあるのが救いなので頑張りたい」と語っていたが、その言葉通りに結果を残した。 また、この結果により来年のパリ五輪の参加標準記録(14分52秒00)も突破している。 決勝は日本時間の8月27日午前3時50分に行われる。

女子5000m日本歴代10傑

14.37.98 田中 希実(New Balance)    2023. 8.23 14.52.84 廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 2021. 8. 2 14.53.22 福士加代子(ワコール)     2005. 7. 8 14.55.83 新谷 仁美(積水化学)     2020. 9.20 14.59.36 萩谷  楓(エディオン)    2021. 9.26 15.02.48 木村 友香(資生堂)      2021.12.10 15.03.67 弘山 晴美(資生堂)      1998. 8. 5 15.05.37 小林祐梨子(豊田自動織機)   2008.10.18 15.06.07 赤羽有紀子(ホクレン)     2008. 7.13 15.06.66 一山 麻緒(ワコール)     2020. 7.18

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.16

熊橋弘将が2時間11分45秒で日本勢最高 女子は初マラソンの酒井心希が3位 MGC出場権獲得ならず/神戸マラソン

神戸マラソン2025が11月16日、兵庫・神戸市役所前をスタートし、明石市大蔵海岸付近を折り返して、神戸ハーバーランド(神戸ガス燈通り)をフィニッシュとする42.195kmで行われ、男子はエリシャ・ロティッチ(ケニア)が […]

NEWS 國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高1時間1分29秒!「自分ができるところまでアピールを」/上尾ハーフ

2025.11.16

國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高1時間1分29秒!「自分ができるところまでアピールを」/上尾ハーフ

第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高記録 […]

NEWS 駒大・桑田駿介は積極レースで2位 伊勢路出走なく「箱根ではチームの役に立つ走りを」/上尾ハーフ

2025.11.16

駒大・桑田駿介は積極レースで2位 伊勢路出走なく「箱根ではチームの役に立つ走りを」/上尾ハーフ

第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。桑田駿介(駒大)が3秒差の2位に入った。 強い覚 […]

NEWS 國學院大・青木瑠郁が1時間0分45秒で競り勝つ! 流れを戻すために「勝てたことが大きかった」/上尾ハーフ

2025.11.16

國學院大・青木瑠郁が1時間0分45秒で競り勝つ! 流れを戻すために「勝てたことが大きかった」/上尾ハーフ

第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。 風がなく、気温が上がり切る前にスタートしたレー […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)70m04=U20歴代5位

2025.11.16

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)70m04=U20歴代5位

11月15日、九州共立大学陸上競技場で第1回九州共立大投てき競技会が行われ、U20規格(6kg)で実施された男子ハンマー投において、アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)が70m04のU20歴代5位の記録をマークした。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top