◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)2日目
ブダペスト世界選手権2日目が行われ、午前に行われた女子20km競歩はマリア・ペレス(スペイン)が1時間26分51秒で優勝した。
5月に35kmで世界記録を樹立しているペレス。序盤から先頭集団でレースを進め、15km過ぎにスパートすると、一気にライバルたちとの差を広げていく。19kmでは2位ジェミマ・モンターグ(豪州)に27秒差もの大差をつけると、最後はゆっくりと歩きながらフィニッシュとなった。
同レースには、前回20km、35km2冠のキンバリ・ガルシア・レオン(ペルー)や世界記録保持者の楊家玉(中国)、東京五輪金のアントネッラ・パルミサーノ(イタリア)などそうそうたるメンバーが顔をそろえたが、これらを一蹴。初の世界タイトルを手にしている。
女子走幅跳ではただ一人7m台となる7m14(+1.2)をマークしたイヴァナ・ヴレタ(セルビア)が圧勝。世界室内選手権では2度の優勝を果たしている実力者が、屋外でも頂点に立った。
また、男子ハンマー投は21歳の新鋭・イーサン・カッツバーグ(カナダ)が81m25の自国新で殊勲の優勝。V候補のボイチェフ・ノヴィツキ(ポーランド)が81m02で2位、5連覇中だったパヴェウ・ファイデクは4位に甘んじた。3位にはベンス・ハラース(ハンガリー)が入り、今大会地元に初メダルをもたらしている。
このほか、男子100mではノア・ライルズ(米国)が9秒83(±0)で初優勝。男子10000mのジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)は史上4人目の3連覇を果たした。
日本勢は、サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が男子100mで6位入賞。男子400m予選では佐藤拳太郎(富士通)が44秒77と32年ぶりの日本新記録を樹立した。
3日目は午後セッションのみとなり、男子110mハードルや女子100mなど4種目で決勝が行われる。
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