HOME 国内、世界陸上、日本代表
男子20km競歩の日本勢は初出場・古賀友太の12位が最高 3大会ぶり入賞なし/世界陸上
男子20km競歩の日本勢は初出場・古賀友太の12位が最高 3大会ぶり入賞なし/世界陸上

男子20km競歩で日本勢最高の12位に入った古賀友太

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)1日目

ブダペスト世界選手権1日目のモーニングセッションが行われ、男子20km競歩で古賀友太(大塚製薬)が日本勢トップの1時間19分02秒で12位に入った。

前回銀メダルの池田向希(旭化成)は1時間19分44秒で15位、髙橋英輝(富士通)が1時間20分25秒で21位、3連覇が懸かった山西利和(愛知製鋼)は1時間21分39秒で25位。日本勢は2017年ロンドン大会以来のメダル、入賞なしとなった。

優勝はアルヴァロ・マルティン(スペイン)で、大会記録に11秒と迫る1時間17分32秒をマークした。

雷雨の影響でスタートが2時間遅れとなり、10時50分(日本時間17時50分)に始まったレースで、池田は序盤から前積極的に前に出る。

1周1㎞の往復周回コースをハイペースで進み、最初の5kmは19分18秒で通過。中間の10kmを38分37秒で通過し、後方には最大で16秒差をつけた。3連覇が懸かった山西利和(愛知製鋼)は7km過ぎから後退する。

しかし、後半に後続の追い上げを受け、15km手前の折り返しでマルティンに逆転を許す。その後はさらに順位を下げ、終盤に追い上げた古賀が日本人トップに浮上。だが、入賞ラインには32秒届かなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

※記録はいずれも速報値

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)1日目 ブダペスト世界選手権1日目のモーニングセッションが行われ、男子20km競歩で古賀友太(大塚製薬)が日本勢トップの1時間19分02秒で12位に入った。 前回銀メダルの池田向希(旭化成)は1時間19分44秒で15位、髙橋英輝(富士通)が1時間20分25秒で21位、3連覇が懸かった山西利和(愛知製鋼)は1時間21分39秒で25位。日本勢は2017年ロンドン大会以来のメダル、入賞なしとなった。 優勝はアルヴァロ・マルティン(スペイン)で、大会記録に11秒と迫る1時間17分32秒をマークした。 雷雨の影響でスタートが2時間遅れとなり、10時50分(日本時間17時50分)に始まったレースで、池田は序盤から前積極的に前に出る。 1周1㎞の往復周回コースをハイペースで進み、最初の5kmは19分18秒で通過。中間の10kmを38分37秒で通過し、後方には最大で16秒差をつけた。3連覇が懸かった山西利和(愛知製鋼)は7km過ぎから後退する。 しかし、後半に後続の追い上げを受け、15km手前の折り返しでマルティンに逆転を許す。その後はさらに順位を下げ、終盤に追い上げた古賀が日本人トップに浮上。だが、入賞ラインには32秒届かなかった。 ※記録はいずれも速報値

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.11

やり投・北口榛花2025年は「みんなで一緒にもう一度最高の感動を味わいたい!」タニタ健康大賞受賞でコンディション作りも明かす

健康総合企業の株式会社タニタが12月11日、日本人の健康づくりに貢献した個人・団体を顕彰する「タニタ健康大賞」を発表し、女子やり投のパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が選ばれ、同日に贈賞式に出席した。 「競技中でも […]

NEWS 26年愛知アジア大会マラソン代表選考方針を発表!MGCシリーズ25-26覇者が内定

2024.12.11

26年愛知アジア大会マラソン代表選考方針を発表!MGCシリーズ25-26覇者が内定

日本陸連は12月11日、2026年に開催される愛知アジア大会のマラソン代表選考方針を発表した。 「国際競技会に通用する『勝負強さ』と『スピード』を有するとともに本大会において最大限に持てる力を発揮できる競技者を選出し、メ […]

NEWS 27年北京世界陸上マラソン代表選考方針が発表!MGCファストパス突破者、MGCシリーズ26-27覇者が内定

2024.12.11

27年北京世界陸上マラソン代表選考方針が発表!MGCファストパス突破者、MGCシリーズ26-27覇者が内定

日本陸連は12月11日、2027年北京世界選手権のマラソン代表選考方針を発表し、編成方針は「2027年度最重要国際競技会と位置づけ、メダル獲得および入賞を目指す競技者で選手団を編成する」とした。 そのうえで、代表内定基準 […]

NEWS 「速い選手」「強い選手」「勢いのある選手」の選考を!ロス五輪に向けマラソン代表選考方針示す

2024.12.11

「速い選手」「強い選手」「勢いのある選手」の選考を!ロス五輪に向けマラソン代表選考方針示す

日本陸連は12月11日、2028年ロサンゼルス五輪のマラソン代表選考の選考方針を明らかにした。 選考競技会としては、2021年東京、24年パリ五輪に向けてと同様に、代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MG […]

NEWS ニューイヤー駅伝のエントリー発表! トヨタ自動車は太田智樹、西山雄介 Hondaはパリ代表・小山直城、青木涼真ら 東日本VのGMOは吉田祐也が登録

2024.12.11

ニューイヤー駅伝のエントリー発表! トヨタ自動車は太田智樹、西山雄介 Hondaはパリ代表・小山直城、青木涼真ら 東日本VのGMOは吉田祐也が登録

12月11日、日本実業団陸上競技連合は第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2025年1月1日)のエントリー選手を発表した。 前回4回目の優勝を飾ったトヨタ自動車はパリ五輪10000m代表の太田智樹や福岡国際マ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top