第21回U20世界選手権(8月5日~9日/米国・ユージン)の日本代表選手が11日に帰国し、成田空港でメダリストや入賞者らの会見が行われた。
男子1500mと3000mの2種目に出場した大学1年生の本田桜二郎(早大)。特に3日目の3000mではU20日本歴代2位の7分48秒49で銅メダルを獲得し、日本勢最初のメダリストとなった。
大会新(7分28秒28)で金メダルを手にしたE.キプロノ(ケニア)が1000mを2分26秒で入り、独走するなか、本田は10秒差の9番手あたりにつける。その後、順位を上げて2000mは5分13秒で5位。2400m過ぎでは3位に浮上した。残り200mで4位に下がったが、すぐに抜き返した。「最初は入賞を考えていましたが、フィニッシュが近づくにつれて、これはもうメダルしかない」と必死に走ってトップ3に入った。
一方で「特に意識していた」1500mでは2日目の予選を3分46秒85で組2着通過しながらも、最終日の決勝では3分51秒59で14位。3000mから中1日あったが、「全然回復できず、1500mの決勝前のウォーミングアップが終わった後も疲れていました」と振り返る。
それだけに「3000mで結果を残せてうれしい反面、1500m決勝で思うように走れなかったのが課題。大会をとおして悔しい結果でした」と残念がっていた。
今季前半は中距離での活躍が光り、特に1500mでは日本選手権予選でU20日本歴代2位、日本人学生歴代3位の3分37秒53をマーク。決勝は2位に入った。
だが、元々ロードも強く全国高校駅伝では2年、3年時と2年連続で最長区間の1区を担当。2年時には2位、3年時には3位と好走している。
「トラックで得たスピードをロードにも生かして、長い距離でも通用できれば」と駅伝シーズンに目を向ける本田。箱根駅伝総合優勝を目標に、「1年生の中では増子(陽太)、新妻(遼己)と3人で引っ張って結果を出して、チームを底上げさせていきたい」と意気込んでいた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.09.10
-
2026.09.08
-
2026.09.05
Latest articles 最新の記事
2026.09.10
桐生祥秀が全日本実業団の100m欠場を発表「アジア大会で自分の仕事をしっかり果たすために」
男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が9月10日、自身のSNSで100mにエントリーしていた全日本実業団対抗選手権(9月11日~13日/京都・西京極)を欠場することを発表した。 9月23日から始まる名古屋アジア大会陸上競技の […]
2026.09.10
世界陸連が公式モバイルアプリをリリース 最新情報、大会速報、優勝者予想などさまざまなコンテンツ
世界陸連は9月9日、公式のモバイルアプリをリリースしたと発表した。 これまで世界陸連は、ウェブサイトやSNSで陸上競技にまつわる情報を発信してきたが、11日から開幕する世界陸上アルティメット選手権を前に、新たなアプリを立 […]
2026.09.10
TBSアジア大会陸上応援サポーターに&TEAMのKが就任!「全力で大会を盛り上げたい」昨年の東京世界陸上でも担当
9月に開幕する名古屋アジア大会を独占生放送するTBSは9月9日、9人組グローバルグループ「&TEAM」のKが、アジア大会の「TBS陸上応援サポーター」に就任したことを発表した。 Kは長距離選手として高校では強豪校の一員と […]
2026.09.10
ソニーが世界アルティメット選手権での活動発表!フィニッシュシーンで革新的映像表現に挑戦
ソニー株式会社と世界陸連(WA)は9月9日、初開催となる世界アルティメット選手権(9月11日~13日/ハンガリー・ブダペスト)において、独自の光学トラッキング技術を活用した、フィニッシュシーンを新たな形で可視化する取り組 […]
2026.09.09
桐生祥秀、多田修平、井戸アビゲイル風果らアジア大会代表集結!世界選手権標準突破の上田百寧も注目/全日本実業団
第74回全日本実業団対抗選手権が9月11日から13日までの3日間、京都市のたけびしスタジアム京都で行われる。名古屋アジア大会(陸上:9月23日~29日)の代表に加え、代表には届かなかったものの、その後、調子を上げてきた選 […]
Latest Issue
最新号
2026年9月号 (8月17日発売)
滋賀IH総特集
山口全中展望
アジア大会代表Close up