2026.08.09
◇第8回富士北麓ワールドトライアル2026(8月9日/山梨・富士山GXスタジアム)
日本GPシリーズの富士北麓ワールドトライアルが行われ、男子100m予選で桐生祥秀(日本生命)が今季日本最高の10秒03(+1.5)をマークした。
昨年、2度目の9秒台をマークした舞台で、桐生が再びインパクトを残した。1歩1歩をこれまでより大きく踏み込むスタートから、中盤で加速に乗ると、後半に力強く抜け出した。
連覇を逃す3位だった日本選手権以降は、海外を転戦。追い風4m超えるレースだった7月1日のオーストラリアのレースでは9秒99(+4.1)をマークした。
100mとしてはそれ以来のレースだが、「器具を使ってトップスピードの部分をずっと練習していて、いい数値が出ています」と手応えをつかみつつある。「その数値を何もない状態で走れるように近づける」作業の過程で迎えたこの日のレースについて、「まだ足を合わせられる(コントロールできる)範囲なので、まだそのスピードになりきれていない」と課題を口にした。
この日は予選のみで終了。1週間後のAthlete Night Games in FUKUIや、その後には海外遠征を予定しており、「完成度を上げていく」ことを目指す。特に8月23日からは北京世界選手権の参加標準記録やワールドランキングの有効期間に入るため、集中力を高めていく構えだ。
9月のアジア大会はリレーのみの出場。7月中旬、ダイヤモンドリーグ(DL)ロンドン大会の4×100mリレーに日本チームの3走を務めたが、38秒66と不本意なタイムに終わっている。「アンダーハンドパスとオーバーハーンドパスの距離感を確かめるには、まだちょっと時間がかかる」と修正点を挙げ、こちらも本番に向けて仕上げを図っていく。
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