2026.08.13
日本グランプリシリーズのAthlete Night Games in FUKUI(福井)が、いよいよ14、15日に行われる。
この大会は「海外のようなナイター競技会を開きたい」という福井陸協の思いから、2019にスタート。クラウドファンディングを活用して選手への賞金を設けるとともに、トラック脇で観戦できる環境やスタジアムMCなどを整え、まるでお祭りのような競技会に。第1回大会から日本記録が続出するなど、大きな話題となった。
これまでコロナ禍や台風による日程短縮など、さまざまなアクシデントを乗り越え、今では夏の福井の“風物詩”としてすっかり定着。選手たちも「来年も出たい」と口々に言うように、好記録が出るスタジアムということを差し引いても、選手・観客みなが盛り上がる大会となっている。
今年も豪華な顔ぶれがそろう。会場である「9.98スタジアム」の名称の由来となった、男子100mのパイオニア・桐生祥秀(日本生命)が今年もエントリー。他にも前回10秒00の自己新を出した栁田大輝(Honda)、東京世界選手権代表の守祐陽(渡辺パイプ)、アジア大会代表に選ばれている多田修平と小池祐貴(ともに住友電工)、10秒0台に突入した山本匠真(広島大)、日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)らが名を連ねた。
サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、清水空跳(星稜高)の欠場は残念だが、それでも十分な役者がそろう。
男子200mには、スピード強化の一環で400m勢が多く出場。日本記録保持者の中島佑気ジョセフ(富士通)、44秒台がベストの佐藤風雅(ミズノ)、アジア大会リレー代表の今泉堅貴(内田洋行AC)が参戦し、どんな走りを見せるか。
男子110mハードルには、東京世界選手権代表の野本周成(愛媛県競技力本部)、元日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)、調子を上げてきた横地大雅(DigverseAC)らによる激戦となりそう。
女子の注目は何と言っても100mハードル。12秒62の日本記録を数日前に出した中島ひとみ(長谷川体育施設)、前日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)、田中佑美(富士通)らトップ選手が勢揃い。
大会と併催で、「子どもと大人が共に育つ社会へ」というテーマのトークイベントや陸上教室を開く「福井スポーツ&カルチャーサミット2026」(すぽカル)や、マルシェ、キッチンカーなどさまざまな催しも。
歴史を動かしてきた福井の夜を彩るフェスティバル。14、15日、福井県営陸上競技場(9.98スタジアム)に今年も大きな花火が打ち上がる。
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