2026.08.09
◇第8回富士北麓ワールドトライアル2026(8月9日/山梨・富士山GXスタジアム)
日本GPシリーズの富士北麓ワールドトライアルが行われ、女子100mハードルで中島ひとみ(長谷川体育施設)が12秒62の日本新記録を樹立した。
予選から中島が日本新記録を樹立したが、直後のレースで青木益未(七十七銀行)も快走する。「落ち着いて走れました。スタートからそれほど思いっきりいかず、遠くから踏み切るように」と意識してきたポイントを絞った。
12秒68(+2.0)は、こちらも惜しくも“日本歴代2位”になるが、福部真子(日本建設工業)の日本記録を0.01秒更新する日本新となる。
長らくアキレス腱痛などに悩まされ、今季も肉離れがあった。それでも日本選手権では12秒79と4年ぶりに自己記録を更新し3位に入った。100mでも11秒42と好調で4×100mリレー要員として、4大会連続のアジア大会代表を決めた。
今回の好記録への火種をくれたのが、他ならぬ福部だった。日本選手権後に「一緒にやりたいね」と話したところ、7月に福部が東京へ。ナショナルトレーニングセンターで合同練習した。
「お互いできること、できないことが違う。真子ちゃんはハードリングが本当にうまくて、何回でも同じ動きができる。『リード脚が遅れている』などとアドバイスをくれました」。一方、スプリントが得意の青木もまた、福部の刺激になった。
予選の後には「“アネキ”(青木)なら12秒5台が出せる。力まずに8割くらいで」とアドバイスが送られてきたという。その決勝では「欲が出て力んでしまった。せっかく連絡をくれたのにごめんなさい、という感じ」と苦笑いするも、ここでも自己記録を上回る12秒72(-0.2)をマーク。「本当に真子ちゃんのお陰」と感謝した。
アジア大会に向けて「練習のスタンスは変えませんが、スプリントぽい走りをしっかり調整して42秒台を出したいです」と、100mハードルを主戦場としつつも、本番に向けて仕上げていく構えだ。
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