HOME 海外

2023.08.12

100mU20世界新のアシンガ、愛三工業のケモイがドーピング違反で暫定資格停止処分
100mU20世界新のアシンガ、愛三工業のケモイがドーピング違反で暫定資格停止処分

R.ケモイ(21年世界選手権)

陸上界の不正を監視する世界陸連の独立機関「アスリート・インテグリティ・ユニット」(AIU)は8月11日、男子短距離のI.アシンガ(スリナム)や男子10000mのR.ケモイ(ケニア)らをドーピング違反で暫定資格停止処分にしたと発表した。

アシンガは2004年12月生まれの18歳。7月28日の南米選手権100mでU20世界新の9秒89をマークして優勝した。200mでも4月にU20世界歴代5位の19秒97を出している。AIUによると、GW1516と呼ばれる禁止物質の使用が判明した。

ケモイは1998年3月生まれの25歳。2015年から愛三工業に所属し、10000mで2021年東京五輪7位や19年ドーハ世界選手権4位の実績を持つ。自己ベストは5000m13分18秒98、10000m26分55秒36、ハーフマラソン58分30秒。生体パスポートで異常値が検出された。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、女子長距離のA.J.バルソシオ(ケニア)も暫定資格停止処分となった。1982年8月生まれのバルソシオは、2017年にハーフマラソンで1時間8分21秒、マラソンで2時間20分59秒をマークしている。

陸上界の不正を監視する世界陸連の独立機関「アスリート・インテグリティ・ユニット」(AIU)は8月11日、男子短距離のI.アシンガ(スリナム)や男子10000mのR.ケモイ(ケニア)らをドーピング違反で暫定資格停止処分にしたと発表した。 アシンガは2004年12月生まれの18歳。7月28日の南米選手権100mでU20世界新の9秒89をマークして優勝した。200mでも4月にU20世界歴代5位の19秒97を出している。AIUによると、GW1516と呼ばれる禁止物質の使用が判明した。 ケモイは1998年3月生まれの25歳。2015年から愛三工業に所属し、10000mで2021年東京五輪7位や19年ドーハ世界選手権4位の実績を持つ。自己ベストは5000m13分18秒98、10000m26分55秒36、ハーフマラソン58分30秒。生体パスポートで異常値が検出された。 このほか、女子長距離のA.J.バルソシオ(ケニア)も暫定資格停止処分となった。1982年8月生まれのバルソシオは、2017年にハーフマラソンで1時間8分21秒、マラソンで2時間20分59秒をマークしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.06

マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報

男子マラソンプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が12月6日に自身のSNSを更新し、第二子の誕生を報告した。 川内は17時前に投稿し「先ほど次男の夢翔が生まれました」と名前も明かした。元実業団ランナーでもあ […]

NEWS 高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC

2025.12.06

高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC

◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]

NEWS 田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC

2025.12.06

田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC

◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]

NEWS 第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝

2025.12.06

第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝

12月6日、第43回九州学生駅伝が長崎県島原市の市営競技場をスタートし、島原文化会館にフィニッシュする7区間57.75kmのコースで行われ、第一工科大が3時間3分10秒で3年ぶり21回目の優勝を飾った。 第一工科大は1区 […]

NEWS 全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝

2025.12.06

全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝

12月6日、第25回九州学生女子駅伝(5区間22.8km)が長崎県島原市で行われ、福岡大が1時間17分31秒で14回目の優勝を果たした。 10月の全日本大学女子駅伝で8位に入賞している福岡大は1区から他校を圧倒。前回に続 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top