HOME 国内

2023.07.01

太田智樹が5000m13分24秒59の大幅自己新! ブダペスト世界陸上代表の佐藤早也伽が1万mトップ/ホクレンDC士別
太田智樹が5000m13分24秒59の大幅自己新! ブダペスト世界陸上代表の佐藤早也伽が1万mトップ/ホクレンDC士別

23年ゴールデンゲームズinのべおかに出場した太田智樹

ホクレン・ディスタンスチャレンジの開幕戦・士別大会が7月1日に行われ、男子5000mC組では太田智樹(トヨタ自動車)が13分24秒59の2着に入った。

太田は当初、最終のA組に出場を予定していたが、国内のチームに所属するケニア人ランナーだけで組まれていたC組にエントリーを変更。1000mを2分37秒で入るペースについていった。

細かなペースのアップダウンが続くなか、4000m10分46秒で通過した直後に自らロングスパートらを仕掛けて先頭に踊り出ると、このペースについていけたのは、昨年のU20世界選手権6位のS.キバティ(倉敷高)だけとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

太田は最後の50mでキバティにかわされたものの、この日の日本人トップタイムでフィニッシュ。13分23秒76のキバティとはわずか0.83秒差で続き、2年前に出した自己記録(13分35秒70)を10秒以上も更新した。

太田は今年1月のニューイヤー駅伝では大迫傑を抑えて3区区間賞と活躍。2月の丸亀ハーフマラソンでは日本記録にあと8秒と迫る好走を見せた。トラックシーズンに入ってからも、金栗記念10000mで27分42秒49をマークするなど好調をキープしている。

また、男子5000mA組では石塚陽士(早大)が13分33秒86と自己新。男子800mは松本純弥(FAJ)が1分47秒20で快勝した。

女子10000mでは8月のブダペスト世界選手権マラソン代表の佐藤早也伽(積水化学)が32分38秒71でトップ。途中棄権に終わった1月の大阪国際女子マラソン以来のレースとなるなか、順調な仕上がりを見せている。

ホクレン・ディスタンスチャレンジの開幕戦・士別大会が7月1日に行われ、男子5000mC組では太田智樹(トヨタ自動車)が13分24秒59の2着に入った。 太田は当初、最終のA組に出場を予定していたが、国内のチームに所属するケニア人ランナーだけで組まれていたC組にエントリーを変更。1000mを2分37秒で入るペースについていった。 細かなペースのアップダウンが続くなか、4000m10分46秒で通過した直後に自らロングスパートらを仕掛けて先頭に踊り出ると、このペースについていけたのは、昨年のU20世界選手権6位のS.キバティ(倉敷高)だけとなった。 太田は最後の50mでキバティにかわされたものの、この日の日本人トップタイムでフィニッシュ。13分23秒76のキバティとはわずか0.83秒差で続き、2年前に出した自己記録(13分35秒70)を10秒以上も更新した。 太田は今年1月のニューイヤー駅伝では大迫傑を抑えて3区区間賞と活躍。2月の丸亀ハーフマラソンでは日本記録にあと8秒と迫る好走を見せた。トラックシーズンに入ってからも、金栗記念10000mで27分42秒49をマークするなど好調をキープしている。 また、男子5000mA組では石塚陽士(早大)が13分33秒86と自己新。男子800mは松本純弥(FAJ)が1分47秒20で快勝した。 女子10000mでは8月のブダペスト世界選手権マラソン代表の佐藤早也伽(積水化学)が32分38秒71でトップ。途中棄権に終わった1月の大阪国際女子マラソン以来のレースとなるなか、順調な仕上がりを見せている。

【動画】ラスト1000mから仕掛けて、一時トップに立った太田

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

NEWS 大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

2025.12.14

大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]

NEWS 徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

2025.12.14

徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]

NEWS 名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

2025.12.14

名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top