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2023.05.14

世界陸上代表・古賀友太が5000m競歩で大会新V 5000m石井優樹は16年ぶりに大会記録更新 /関西実業団
世界陸上代表・古賀友太が5000m競歩で大会新V 5000m石井優樹は16年ぶりに大会記録更新 /関西実業団

古賀友太(大塚製薬)

関西実業団選手権が5月12日から14日にかけて、徳島県鳴門市の大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、男子5000m競歩では8月のブダペスト世界選手権20km競歩代表の古賀友太(大塚製薬)が18分55秒71の大会新記録で優勝した。

スタートから1人飛び出した古賀は、1000mを3分45秒、2000mを7分32秒とハイペースで刻むと、独走のままフィニッシュ。前回、自身が作った大会記録(19分14秒95)を20秒近く更新した。

男子走幅跳では東京五輪代表の津波響樹(大塚製薬)が7m75(+2.3)で快勝。男子5000mは石井優樹(NTT西日本)と清水颯大(大塚製薬)のマッチレースとなり、ラストで抜け出した石井が13分36秒94で優勝し、13分38秒96で2位の清水とともに、大会記録を16年ぶりに塗り替えた。

男子100mは予選で10秒32(+0.5)をマークしていた勝瀬健大(MOCT)が10秒37(-0.2)でV。多田修平(住友電工)は10秒63で4位だった。男子1500mはルーキーの千守倫央(大塚製薬)が3分46秒43で快勝。男子棒高跳の重藤慶多(マックスバリュ西日本)は5m32で優勝を飾っている。

また、男子110mハードルは河嶋亮太(旭油業NEXT)が13秒96(+0.70)で1位に輝き、17年ロンドン世界陸上男子110mH代表で今大会限りでの引退を表明していた大室秀樹(大塚製薬)は14秒62で4位入賞を果たした。

女子では安藤友香(ワコール)が、初日の10000mに続き5000mでも15分44秒99で2冠獲得。200mを24秒08(+0.5)で制した松林玲佳(MMG)は100mも11秒93(+0.2)で優勝を果たした。ハンマー投の藤本咲良(コンドーテック)は自己記録に迫る61m64で圧勝している。

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関西実業団選手権が5月12日から14日にかけて、徳島県鳴門市の大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、男子5000m競歩では8月のブダペスト世界選手権20km競歩代表の古賀友太(大塚製薬)が18分55秒71の大会新記録で優勝した。 スタートから1人飛び出した古賀は、1000mを3分45秒、2000mを7分32秒とハイペースで刻むと、独走のままフィニッシュ。前回、自身が作った大会記録(19分14秒95)を20秒近く更新した。 男子走幅跳では東京五輪代表の津波響樹(大塚製薬)が7m75(+2.3)で快勝。男子5000mは石井優樹(NTT西日本)と清水颯大(大塚製薬)のマッチレースとなり、ラストで抜け出した石井が13分36秒94で優勝し、13分38秒96で2位の清水とともに、大会記録を16年ぶりに塗り替えた。 男子100mは予選で10秒32(+0.5)をマークしていた勝瀬健大(MOCT)が10秒37(-0.2)でV。多田修平(住友電工)は10秒63で4位だった。男子1500mはルーキーの千守倫央(大塚製薬)が3分46秒43で快勝。男子棒高跳の重藤慶多(マックスバリュ西日本)は5m32で優勝を飾っている。 また、男子110mハードルは河嶋亮太(旭油業NEXT)が13秒96(+0.70)で1位に輝き、17年ロンドン世界陸上男子110mH代表で今大会限りでの引退を表明していた大室秀樹(大塚製薬)は14秒62で4位入賞を果たした。 女子では安藤友香(ワコール)が、初日の10000mに続き5000mでも15分44秒99で2冠獲得。200mを24秒08(+0.5)で制した松林玲佳(MMG)は100mも11秒93(+0.2)で優勝を果たした。ハンマー投の藤本咲良(コンドーテック)は自己記録に迫る61m64で圧勝している。

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