HOME 国内

2023.05.06

2年ぶりレース復帰のケンブリッジ飛鳥は10秒53「スタートを踏み出せてホッとしています」/木南記念
2年ぶりレース復帰のケンブリッジ飛鳥は10秒53「スタートを踏み出せてホッとしています」/木南記念

23年木南記念男子100mで2年ぶりにレースに復帰したケンブリッジ飛鳥

◇第10回木南記念(5月6、7日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

男子100m予選3組にケンブリッジ飛鳥(Nine)が登場。2021年8月の第5回記録挑戦記録会以来となるレースは10秒53(+1.0)の6着に終わった。

股関節痛に悩まされ約2年ぶりとなったレースを終え、開口一番、「久しぶりのレースで楽しかった」と笑顔を見せた。「10秒3台が目標だったので、欲を言えばもう少しタイムが速ければよかったですが、スパイクを履いたのも2週間前からで、そんなに甘くはなかったですね。どこがどうというのでなく全体的にまだまだ足りない感じです」と振り返る。

広告の下にコンテンツが続きます

直前のレースではでライバルの桐生祥秀(日本生命)が復活を告げる10秒03(+0.7)をマーク。刺激になったと言いつつ、「あのタイムは、僕にはまだまだ無理かな」と苦笑い。「2年間苦しんだので、一歩スタートを踏み出せてホッとしています。10秒2台はいける感触もあるので、ここから焦らず少しずつ上げていきたい」と意気込みを話す。

練習では、まだ「大学1年生にぶち抜かれている段階。やっと股関節の痛みもなくなってきたので、夏前にはベスト(10秒03)に近いタイムを出し、パリ五輪に向かっていければ」と中学まで過ごした大阪で、新たな一歩を踏み出した。

◇第10回木南記念(5月6、7日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 男子100m予選3組にケンブリッジ飛鳥(Nine)が登場。2021年8月の第5回記録挑戦記録会以来となるレースは10秒53(+1.0)の6着に終わった。 股関節痛に悩まされ約2年ぶりとなったレースを終え、開口一番、「久しぶりのレースで楽しかった」と笑顔を見せた。「10秒3台が目標だったので、欲を言えばもう少しタイムが速ければよかったですが、スパイクを履いたのも2週間前からで、そんなに甘くはなかったですね。どこがどうというのでなく全体的にまだまだ足りない感じです」と振り返る。 直前のレースではでライバルの桐生祥秀(日本生命)が復活を告げる10秒03(+0.7)をマーク。刺激になったと言いつつ、「あのタイムは、僕にはまだまだ無理かな」と苦笑い。「2年間苦しんだので、一歩スタートを踏み出せてホッとしています。10秒2台はいける感触もあるので、ここから焦らず少しずつ上げていきたい」と意気込みを話す。 練習では、まだ「大学1年生にぶち抜かれている段階。やっと股関節の痛みもなくなってきたので、夏前にはベスト(10秒03)に近いタイムを出し、パリ五輪に向かっていければ」と中学まで過ごした大阪で、新たな一歩を踏み出した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

NEWS 全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

2025.12.08

全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]

NEWS 3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

2025.12.08

3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]

NEWS 400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

2025.12.08

400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]

NEWS 福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

2025.12.08

福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソンと防府読売マラソンの2大会が12月7日に行われた。 福岡国際はバイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒で優勝。2位には西山雄介(トヨタ自動車)が2時間7 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top