HOME 国内

2023.04.01

ヤクルト 荻久保寛也が退社してひらまつ病院とプロ契約 引退した堀合大輔は社業専念 林昌史コーチが退部
ヤクルト  荻久保寛也が退社してひらまつ病院とプロ契約 引退した堀合大輔は社業専念 林昌史コーチが退部

荻久保寛也(22年ニューイヤー駅伝)

ヤクルト陸上競技部は3月31日、堀合大輔の引退と、荻久保寛也と林昌史コーチの退部を発表した。

26歳の堀合は青森山田高から駒大へ進学。2年時の箱根駅伝10区で区間6位、3年時は出雲駅伝4区区間5位、全日本大学駅伝で6区区間賞、箱根駅伝では9区で区間2位と三大駅伝で活躍した。19年にヤクルト入社し、21年びわ湖毎日マラソンでは自己ベストの2時間12分22秒をマークした。3月の東京マラソン(2時間34分26秒)をもって、現役引退を表明していた。ヤクルト本社で社業に専念するという。

荻久保は埼玉・三郷工技術高出身の25歳。城西大時代は3年時の全日本大学駅伝2区、4年時は全日本大学駅伝で1区でそれぞれ区間賞を獲得した。20年にヤクルト入社。今年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は3区で区間8位だった。自己ベストは10000m27分44秒74(21年)、ハーフマラソン1時間00分43秒(22年)。ひらまつ病院(佐賀)とプロ契約を結ぶ。自身のSNSでは「ニューイヤー駅伝入賞と区間賞、自己記録向上のため、心機一転チャレンジ精神を持ち陸上競技に取り組んでいきます」と意気込みを綴っている。

広告の下にコンテンツが続きます

林コーチは、大東大から02年に入社し、選手、コーチとして21年間所属。退部後は4月1日付で母校の大東大コーチに就任する。林コーチは大東大時代、真名子監督の1学年後輩だった。

ヤクルト陸上競技部は3月31日、堀合大輔の引退と、荻久保寛也と林昌史コーチの退部を発表した。 26歳の堀合は青森山田高から駒大へ進学。2年時の箱根駅伝10区で区間6位、3年時は出雲駅伝4区区間5位、全日本大学駅伝で6区区間賞、箱根駅伝では9区で区間2位と三大駅伝で活躍した。19年にヤクルト入社し、21年びわ湖毎日マラソンでは自己ベストの2時間12分22秒をマークした。3月の東京マラソン(2時間34分26秒)をもって、現役引退を表明していた。ヤクルト本社で社業に専念するという。 荻久保は埼玉・三郷工技術高出身の25歳。城西大時代は3年時の全日本大学駅伝2区、4年時は全日本大学駅伝で1区でそれぞれ区間賞を獲得した。20年にヤクルト入社。今年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は3区で区間8位だった。自己ベストは10000m27分44秒74(21年)、ハーフマラソン1時間00分43秒(22年)。ひらまつ病院(佐賀)とプロ契約を結ぶ。自身のSNSでは「ニューイヤー駅伝入賞と区間賞、自己記録向上のため、心機一転チャレンジ精神を持ち陸上競技に取り組んでいきます」と意気込みを綴っている。 林コーチは、大東大から02年に入社し、選手、コーチとして21年間所属。退部後は4月1日付で母校の大東大コーチに就任する。林コーチは大東大時代、真名子監督の1学年後輩だった。

堀合、荻久保、林コーチのコメント

●堀合大輔 この度、3月31日をもちまして陸上競技部を退部することになりました。 応援してくださった多くの皆様のおかげで、素晴らしい環境で4年間競技に取り組むことができました。 特に全日本実業団ハーフマラソンにおいて、1時間00分59秒で走れたことは一生の宝物です。 今後はヤクルト本社で社業に専念いたします。自分を磨き、いろいろな人から必要とされる社員になれるよう日々精進して参ります。 今まで応援していただきありがとうございました。 ●荻久保寛也 この度、3月31日をもちまして陸上競技部を退部することとなりました。 3年間という短い時間でしたが、素晴らしい環境で競技をさせていただいたことに感謝しています。 特に、入社1年目のニューイヤー駅伝での社員の皆様の応援のもと入賞を達成できたことは強く心に残っています。 これからは別のチームに移籍し競技を続けますので、この3年間の学びを忘れずに精進いたします。 今まで応援していただき、ありがとうございました。 ●林昌史コーチ 2002年に入社し、陸上競技部員として選手14年間、コーチ5年間活動させてもらいました。 社業に従事した2年間も含め、社内外問わずたくさんの方々にご指導、ご支援いただきましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 4月からは新たな夢にチャレンンジします。「ヤクルト」で培った経験を活かして精進していく所存です。 21年間ありがとうございました。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top