2022.04.21
日本グランプリシリーズ出雲大会の吉岡隆徳記念第76回出雲陸上が4月23、24日に島根・浜山公園陸上競技場で行われる(※グランプリレースは24日)。島根県出身で1932年ロス五輪100m6位となり『暁の超特急』と言われた吉岡隆徳の冠がつく今大会、グランプリ種目「YOSHIOKAスプリント」は100mと300m。短距離種目の国内シーズンインに多くのトップスプリンターたちが集結する。
男子100mには昨年の日本選手権を制し、東京五輪にも出場した多田修平(住友電工)がエントリー。多田は3月の屋外100m(10秒32)に出場したあと、日本選手権室内と世界室内選手権で60mに出場した。4月には10秒30をマーク。アップした筋力を走りにつながれば好記録が期待できそうだ。
また、東京五輪4×100mリレー代表の桐生祥秀(日本生命)とデーデー・ブルーノ(セイコー)も出場予定。桐生は豪州でシーズンインし、荒天のため記録は伸び悩んだ(10秒55と10秒41)が、冬季は順調に積めているようだ。デーデーは東海大を卒業してセイコー所属に。昨年痛めた右脚付け根からは回復。社会人デビュー戦でどんな走りを見せるか。
東京五輪4×400mリレー代表の佐藤拳太郎(富士通)、川端魁人(中京大クラブ)、は男子400mにエントリー。ケガからの復調を期す井本佳伸(東京ガスエコモ)の走りにも注目が集まる。
女子100mは、東京五輪4×100mリレー代表の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)がエントリー。資格記録トップは愛知・中京大中京高のエース・藏重みう(3年)で、11秒58を持つ。300mには昨年の400m日本選手権者・小林茉由(J.VIC)、松本奈菜子(東邦銀行)、久保山晴菜(今村病院)といった実力者が参戦する。
オレゴン世界選手権まで続くシーズンを占う大事な主要大会“初戦”。トップスプリンターたちの走りに注目だ。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.03
-
2024.05.03
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
-
2024.04.27
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
-
2024.04.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.03
【大会結果】日本選手権10000m(2024年5月3日)
【大会成績】日本選手権10000m(2024年5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) ・男子 広告の下にコンテンツが続きます ・女子
2024.05.03
ハンマー投・福田翔大が73m00!!室伏親子、土井に続く日本人4人目の到達「かなり良いスタート」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、男子ハンマー投は福田翔大(住友電工)が73m00の自己新で優勝した。この記録は日本歴代4位で、日本歴代 […]
2024.05.03
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) グランプリ <男子> 200m 鵜澤飛羽(筑波大) 20秒26(-0.4) 400m 小渕瑞樹(登利平AC) 4 […]
2024.05.03
走高跳・好調の髙橋渚が自己新の1m88!パリ五輪出場目指し「チャレンジャーとして楽しみ」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、女子走高跳は髙橋渚(センコー)が優勝した。日本歴代8位の自己記録(1m87)を1cm更新する1m88に […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!