今年度の学生三大駅伝は「3位以内」を目指していた東海大。だが、2年生エースの石原翔太郎ら主力を欠いた10月10日の出雲駅伝は9位に沈んだ。それでも、出雲では学生駅伝初出場組が健闘。今後の戦いがおもしろくなってきた。

学生三大駅伝の幕開けとなった10月10日の出雲駅伝
3人が学生駅伝デビュー
2年ぶりの開催となった出雲駅伝。1区市村朋樹(4年)、2区溝口仁(2年)、3区佐伯陽生(2年)、4区水野龍志(1年)、5区神薗竜馬(2年)、6区本間敬大(4年)というオーダーで臨んだ東海大は9位に終わった。1区の市村が10位スタートとなり、その後もうまく波に乗れなかった。
「今回は大会記録(2時間9分05秒)から大幅に遅れる12分台の優勝になり、本来のスピード駅伝ではなく、“耐久駅伝”になったという感じがします。その中でエースの石原翔太郎(2年)を欠き、長田駿佑(4年)、竹村拓真(3年)という駅伝経験者も起用できなかった。チームの足並みがそろわなかったところが一番の反省点だと思っています」と両角速駅伝監督は振り返る。

東海大の両角速駅伝監督
2年生エースの石原は5月下旬から恥骨結合炎に悩まされており、夏合宿でも十分にトレーニングができていなかった。長田、竹村といった学生駅伝経験者もメンバー漏れ。当初は今季10000mで28分21秒80をマークしている松尾昂来(2年)を3区に起用する予定だったが、9月下旬に脚を痛めて断念したという。
ただ、思うようなメンバーが組めない中でも学生駅伝初出場組が奮起した。2区の溝口は2人を抜き、4区水野も順位を1つ上げる。5区神薗は区間5位と好走した。溝口と神薗は9月の関東学生新人5000mでワン・ツーを占めており、その勢いを買われてつかみ取った舞台で存在感を示した。
溝口は1500mで3分42秒24のスピードを持つ。昨年までは1500mを中心に取り組んだが、今季は5000mで13分49秒60をマーク。「駅伝を走りたいと思って東海大に入学しました」と言うように、夏合宿では駅伝のメンバー入りを目指して距離を踏んできた。「10位でタスキをもらって、1人のレースになったんですけど、夏の練習の成果もあって粘り強く走れたかなと思います」と溝口は話す。
神園は昨年12月に10000mで28分42秒61をマーク。今季はさらに力をつけて出雲メンバーに食い込んだ。「前を追っていく意識で走りましたが、区間3位が目標だったので粘りが足りなかったと思います」と本人は反省点を口にしたが、前方にいた駒大とは1分18秒差。難しい状況の中でもしっかりと実力を発揮した。
「溝口は悪い流れの中でよく粘り、合格点だと思います。神園は順大の石井一希君(2年)と1秒差でしたし、展開を考えるとよく走りました。2人とも次も使ってあげなければという感じになりましたね」(両角監督)

総合9位でフィニッシュした東海大のアンカー、本間敬大
出雲駅伝でも『inゼリー』を活用
東海大は日頃から森永製菓の『inゼリー』を積極的に活用している。トレーニング前に『inゼリー エネルギー』で必要な栄養素を補給。トレーニング後には『inゼリー プロテイン』をとることで素早いリカバリーにつなげているのだ。出雲駅伝でも『inゼリー エネルギー』が活躍した。
今回のスタート時刻は12時05分。走る頃には朝食から時間が空いてしまうが、2区を担った溝口は「僕はタスキをもらう20分ぐらい前から直前のギリギリまで、1本をちょっとずつ飲んでいました。朝食後はカステラを少し食べたくらいで、あとの補食は『inゼリー エネルギー』だけです。大学に入学してから摂取するようになり、強度の高いトレーニングも消化できるようになりました。もう今は手放せない存在です」と効果を実感している。

東海大駅伝チームは森永製菓の『inゼリー』を活用している。左から溝口仁、本間、神薗竜馬

左が『inゼリー エネルギー』、右は『inゼリー プロテイン15g』

出雲駅伝の時に溝口はタスキを受ける直前まで『inゼリー』を飲んでいた
5区で好走した神園は暑さ対策としても『inゼリー エネルギー』を活用した。「今回は暑くなる予報だったので、前日から水分を積極的にとるようにしました。普段の練習では『inゼリー エネルギー』を飲むのがルーティーンになっているので、ウォーミングアップの前に1本飲みました。全日本大学駅伝は距離が延びるので、『inゼリー エネルギー』をうまく使っていい走りをしたいです」と意気込む。
森永製菓は出雲駅伝を特別賛助しており、出場選手の多くがレース前後に『inゼリー』を摂取した。両角監督も「駅伝は食事の時間が難しい。その中で負担をかけず、手軽にエネルギー補給ができるので非常に助かっています」と話す。森永製菓は今年から全日本大学駅伝(11月7日開催)の協賛にも加わった。今後も学生ランナーたちの走りをサポートしていくことになる。
出雲駅伝では9位に終わった東海大だが、4年連続で2位以内を確保している全日本大学駅伝では「3位以内」を目指している。石原と松尾が16人のエントリーメンバーから外れたものの、出雲駅伝を走った6人に加えて、学生駅伝を経験した上級生と勢いのある下級生が登録された。その中で注目は松崎咲人(3年)だろう。1年時の正月の駅伝では7区を区間3位と好走。昨年度は故障で駅伝に参戦できなかったが、出雲駅伝のレース後には現地で25km走を行うなど全日本に向けて調整している。

次の戦いに向けて練習に励む選手たち
主将の本間敬大(4年)は「出雲は反省点も多かったですが、収穫のあるレースになったと思います。全日本は石原が不在でも、4年生として最低限シード権(8位以内)は確保しないといけない。ロング区間を希望しているのでしっかりと走りたいと思います」ときっぱり話す。
「この2年で選手が大幅に入れ替わったので、経験を積ませたい選手も何人かいます。その中でも全日本は3位以内を目指したい」と両角監督。戦列を離れている石原も正月決戦に向けて練習を再開している。三大駅伝の最終戦を有終の美で飾るためにも、伊勢路でさらに勢いをつけられるか。

出雲の悔しさを全日本で晴らすべくキャンパス内の2kmコースを走り込む
文/酒井政人
写真/樋口俊秀
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東海大の両角速駅伝監督
2年生エースの石原は5月下旬から恥骨結合炎に悩まされており、夏合宿でも十分にトレーニングができていなかった。長田、竹村といった学生駅伝経験者もメンバー漏れ。当初は今季10000mで28分21秒80をマークしている松尾昂来(2年)を3区に起用する予定だったが、9月下旬に脚を痛めて断念したという。
ただ、思うようなメンバーが組めない中でも学生駅伝初出場組が奮起した。2区の溝口は2人を抜き、4区水野も順位を1つ上げる。5区神薗は区間5位と好走した。溝口と神薗は9月の関東学生新人5000mでワン・ツーを占めており、その勢いを買われてつかみ取った舞台で存在感を示した。
溝口は1500mで3分42秒24のスピードを持つ。昨年までは1500mを中心に取り組んだが、今季は5000mで13分49秒60をマーク。「駅伝を走りたいと思って東海大に入学しました」と言うように、夏合宿では駅伝のメンバー入りを目指して距離を踏んできた。「10位でタスキをもらって、1人のレースになったんですけど、夏の練習の成果もあって粘り強く走れたかなと思います」と溝口は話す。
神園は昨年12月に10000mで28分42秒61をマーク。今季はさらに力をつけて出雲メンバーに食い込んだ。「前を追っていく意識で走りましたが、区間3位が目標だったので粘りが足りなかったと思います」と本人は反省点を口にしたが、前方にいた駒大とは1分18秒差。難しい状況の中でもしっかりと実力を発揮した。
「溝口は悪い流れの中でよく粘り、合格点だと思います。神園は順大の石井一希君(2年)と1秒差でしたし、展開を考えるとよく走りました。2人とも次も使ってあげなければという感じになりましたね」(両角監督)
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東海大は日頃から森永製菓の『inゼリー』を積極的に活用している。トレーニング前に『inゼリー エネルギー』で必要な栄養素を補給。トレーニング後には『inゼリー プロテイン』をとることで素早いリカバリーにつなげているのだ。出雲駅伝でも『inゼリー エネルギー』が活躍した。 今回のスタート時刻は12時05分。走る頃には朝食から時間が空いてしまうが、2区を担った溝口は「僕はタスキをもらう20分ぐらい前から直前のギリギリまで、1本をちょっとずつ飲んでいました。朝食後はカステラを少し食べたくらいで、あとの補食は『inゼリー エネルギー』だけです。大学に入学してから摂取するようになり、強度の高いトレーニングも消化できるようになりました。もう今は手放せない存在です」と効果を実感している。
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主将の本間敬大(4年)は「出雲は反省点も多かったですが、収穫のあるレースになったと思います。全日本は石原が不在でも、4年生として最低限シード権(8位以内)は確保しないといけない。ロング区間を希望しているのでしっかりと走りたいと思います」ときっぱり話す。
「この2年で選手が大幅に入れ替わったので、経験を積ませたい選手も何人かいます。その中でも全日本は3位以内を目指したい」と両角監督。戦列を離れている石原も正月決戦に向けて練習を再開している。三大駅伝の最終戦を有終の美で飾るためにも、伊勢路でさらに勢いをつけられるか。
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