2026.03.09
◇名古屋ウィメンズマラソン2026(3月8日/愛知・バンテリンドーム ナゴヤ発着)
アジア大会代表選考会を兼ねたMGCシリーズG1の名古屋ウィメンズマラソンが行われ、シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間21分54秒で連覇を達成した。
気温8.9度だが、時折突風のような冷たい風が吹く厳しいコンディション。序盤は3分20秒を切るペースで進んだものの、10km以降は3分30秒ほどのペースになる区間も。
展開も波乱となり、10kmを待たず鈴木亜由子(日本郵政グループ)が後退。11kmで安藤友香(しまむら)も脱落した。19kmでは日本記録保持者の前田穂南(天満屋)も遅れてしまった。初マラソンの樺沢和佳奈(三井住友海上)もつけなかった。
そうしたなか、佐藤早也伽(積水化学)、加世田梨花(ダイハツ)、大森菜月(ダイハツ)は冷静にレースを進める。
31kmで「足がケイレンした」大森が後れを取り、日本人2人とチェプキルイ、アイナレム・デスタ(エチオピア)という2時間17分台のベストを持つ2人の争いとなる。
海外勢の揺さぶりに対応したが、40km前に加世田が苦しくなる。佐藤の表情も歪んだが、最後はチェプキルイと一騎打ちに。ラストで抜け出すことはできなかったが、トップから2秒差の2時間21分56秒で2位となった。
「チャレンジしようと思って先頭の選手に並びかけたりしたのですが、力負け。悔しいし、もっと強くなりたいと思いました」と佐藤は振り返った。
2028年ロサンゼルス五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)進出条件となる2時間27分00秒を満たした日本人6位以内に入った6選手がMGC出場権を新たに獲得。佐藤、加世田、大森に加え、第二集団から粘った信櫻空(横浜市陸協)、2度目のマラソンだったパリ五輪10000m代表の五島莉乃(資生堂)、村上愛華(東京メトロ)が手にしている。
パリ五輪5000m代表で初マラソンの樺沢は2時間27分20秒の13位。安藤は17位、前田は21位、鈴木は23位でフィニッシュしている
今回の結果、女子のMGC出場権獲得者は計16人。またMGCシリーズ2025-26の年間王者は佐藤がつかみ取っている。
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