HOME 国内

2025.10.26

NEWS
初実施の女子マラソン競歩 社会人1年目の内藤未唯が3時間47秒51でV 中盤付近から抜け出す/高畠競歩
初実施の女子マラソン競歩 社会人1年目の内藤未唯が3時間47秒51でV 中盤付近から抜け出す/高畠競歩

内藤未唯(25年全日本実業団)

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回)

来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、今大会から新設された女子マラソン競歩は、内藤未唯(ウィザス)が3時間47分51秒で制した。

男子と同じく、世界陸連が来年から国際大会での競歩距離が35kmから42.195km(マラソン競歩)となることに伴い、今大会は距離を変更して実施された。

広告の下にコンテンツが続きます

内藤は序盤1km5分20秒前後で入り、𠮷住友希(船橋整形外科)と立見真央(田子重)とともに3人でレースを進めた。5.195kmは27分13秒で入ると、10.195kmは53分40秒。その後も15.195kmは1時間20分17秒と、20.195kmは1時間47分14秒と1km5分25秒前後で歩いていく。

レースが動いたのは25km付近、そこから内藤が単独でトップとなり、徐々に後続を引き離していった。25.195kmは2時間14分25秒と3秒差をつけると、30.195km(2時間41分30秒)では13秒、35.195km(3時間9分02秒)では54秒差とリードを拡大。終盤はペースダウンしたが、後続に1分52秒差をつけた。

内藤はこの春、神奈川大を卒業して実業団1年目。2023年のアジア選手権20kmでは4位に入っている。また同年の高畠大会35kmで日本歴代3位の2時間50分35秒で優勝した実績を持つ。

広告の下にコンテンツが続きます

2位には3時間49分43秒で𠮷住が入り、3位は3時間53分44秒で立見だった。

なお、男子同様、日本記録は今大会から来年12月31日までに出された最速タイムが認定される。ただ、世界記録に関しては公認の開始が来年1月1日となっている。12月31日までに出た公認競技会で出された最速タイムが世界記録となる。

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、今大会から新設された女子マラソン競歩は、内藤未唯(ウィザス)が3時間47分51秒で制した。 男子と同じく、世界陸連が来年から国際大会での競歩距離が35kmから42.195km(マラソン競歩)となることに伴い、今大会は距離を変更して実施された。 内藤は序盤1km5分20秒前後で入り、𠮷住友希(船橋整形外科)と立見真央(田子重)とともに3人でレースを進めた。5.195kmは27分13秒で入ると、10.195kmは53分40秒。その後も15.195kmは1時間20分17秒と、20.195kmは1時間47分14秒と1km5分25秒前後で歩いていく。 レースが動いたのは25km付近、そこから内藤が単独でトップとなり、徐々に後続を引き離していった。25.195kmは2時間14分25秒と3秒差をつけると、30.195km(2時間41分30秒)では13秒、35.195km(3時間9分02秒)では54秒差とリードを拡大。終盤はペースダウンしたが、後続に1分52秒差をつけた。 内藤はこの春、神奈川大を卒業して実業団1年目。2023年のアジア選手権20kmでは4位に入っている。また同年の高畠大会35kmで日本歴代3位の2時間50分35秒で優勝した実績を持つ。 2位には3時間49分43秒で𠮷住が入り、3位は3時間53分44秒で立見だった。 なお、男子同様、日本記録は今大会から来年12月31日までに出された最速タイムが認定される。ただ、世界記録に関しては公認の開始が来年1月1日となっている。12月31日までに出た公認競技会で出された最速タイムが世界記録となる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.26

ゲティチ1時間3分08秒で世界記録にあと16秒 男子はケジェルチャ58分02秒、アルムグレンが欧州記録/バレンシアハーフ

バレンシアハーフマラソンが10月26日、スペインの同地で行われ、女子ではA.ゲティチ(ケニア)が1時間3分08秒で2連覇した。 この記録は世界歴代2位の自己記録(1時間3分04秒)に続く、歴代パフォーマンス3位。ゲティチ […]

NEWS 走高跳・仲野春花が現役引退「自分と競技と向き合えた」17、18年日本選手権V、低迷期支えたジャンパー

2025.10.26

走高跳・仲野春花が現役引退「自分と競技と向き合えた」17、18年日本選手権V、低迷期支えたジャンパー

女子走高跳の仲野春花(ニッパツ)が今季限りでの引退を表明した。 仲野は福岡県出身の29歳。母(牧子さん)は100mハードルで日本トップ選手だった。その影響もあり小1から陸上を始めた。 行橋中京中から中村学園女高へ進むと、 […]

NEWS ハーフマラソン競歩は東洋大・逢坂草太朗1時間23分33秒で制覇 女子は永井優会が優勝/高畠競歩

2025.10.26

ハーフマラソン競歩は東洋大・逢坂草太朗1時間23分33秒で制覇 女子は永井優会が優勝/高畠競歩

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、ハーフマラソン競歩は男子が逢坂草太朗( […]

NEWS 最多出場校・福岡大が8位で11年ぶりシード!目標達成へ最後まで「熱いレース」やり遂げる/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

最多出場校・福岡大が8位で11年ぶりシード!目標達成へ最後まで「熱いレース」やり遂げる/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 白熱のシード争い。そ […]

NEWS 前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 連覇を狙った立命大は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top