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2025.10.26

世界陸上銅・勝木隼人がマラソン競歩初王者 2時間55分28秒で目標通りの「サブ3」達成/高畠競歩
世界陸上銅・勝木隼人がマラソン競歩初王者 2時間55分28秒で目標通りの「サブ3」達成/高畠競歩

勝木隼人(25年元旦競歩)

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回)

来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、今大会から新設された男子マラソン競歩は、先月の世界選手権35km銅メダリストの勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間55分28秒で優勝した。

世界陸連が来年から国際大会での競歩距離を20kmから21.0975km(ハーフマラソン競歩)に、35kmが42.195km(マラソン競歩)となることに伴い、今大会は距離を変更して実施された。

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5.195km22分08秒、10.195km43分08秒、15.195kmを1時間4分06秒と、1km4分10秒前後のペースで展開。リオ五輪男女混合競歩代表の髙橋和生(ADワークスグループ)を引き連れていたが、そこから1km4分08秒程度にペースアップすると、20.195kmを過ぎたあたりで髙橋を振り切った。

中盤以降は1km4分05秒~06秒までペースを上げ、完全独歩状態に。他の選手を周回遅れにして、2位に5分近い差をつけ、世界選手権メダリストの実力を見せた。

勝木は1990年生まれ。2018年アジア大会50kmで金メダルを獲得し、2021年東京五輪50kmでも、体調不良で辞退した鈴木雄介(富士通/現・サトウ食品新潟アルビレックスRCコーチ)に代わって出場。今年は3月の日本選手権35km競歩で優勝し、東京世界選手権代表に選出され、本番ではメダルを手にした。

前日(10月25日)の記者会見では「サブ3が目標」と話していたが、目標通りのレースを見せた。

世界記録は来年12月31日までに出された記録で最速タイムが最初に認定される。ただ、世界陸連の公認は来年1月1日以降の記録が公認されるため、今大会のタイムは世界記録に認定されない。一方、日本記録に関しては今大会から来年12月31日までの間で出された最速タイムが認定される。

なお、非公認ながらこれまでのマラソン競歩の世界最高記録は3時間4分49秒で、今大会での勝木が上回っている。

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、今大会から新設された男子マラソン競歩は、先月の世界選手権35km銅メダリストの勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間55分28秒で優勝した。 世界陸連が来年から国際大会での競歩距離を20kmから21.0975km(ハーフマラソン競歩)に、35kmが42.195km(マラソン競歩)となることに伴い、今大会は距離を変更して実施された。 5.195km22分08秒、10.195km43分08秒、15.195kmを1時間4分06秒と、1km4分10秒前後のペースで展開。リオ五輪男女混合競歩代表の髙橋和生(ADワークスグループ)を引き連れていたが、そこから1km4分08秒程度にペースアップすると、20.195kmを過ぎたあたりで髙橋を振り切った。 中盤以降は1km4分05秒~06秒までペースを上げ、完全独歩状態に。他の選手を周回遅れにして、2位に5分近い差をつけ、世界選手権メダリストの実力を見せた。 勝木は1990年生まれ。2018年アジア大会50kmで金メダルを獲得し、2021年東京五輪50kmでも、体調不良で辞退した鈴木雄介(富士通/現・サトウ食品新潟アルビレックスRCコーチ)に代わって出場。今年は3月の日本選手権35km競歩で優勝し、東京世界選手権代表に選出され、本番ではメダルを手にした。 前日(10月25日)の記者会見では「サブ3が目標」と話していたが、目標通りのレースを見せた。 世界記録は来年12月31日までに出された記録で最速タイムが最初に認定される。ただ、世界陸連の公認は来年1月1日以降の記録が公認されるため、今大会のタイムは世界記録に認定されない。一方、日本記録に関しては今大会から来年12月31日までの間で出された最速タイムが認定される。 なお、非公認ながらこれまでのマラソン競歩の世界最高記録は3時間4分49秒で、今大会での勝木が上回っている。

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