HOME 国内

2024.03.17

太田智樹が日本勢トップの27分26秒41はパフォーマンス歴代8位 佐藤圭汰27分34秒66 パリ五輪標準には届かず/TheTEN
太田智樹が日本勢トップの27分26秒41はパフォーマンス歴代8位 佐藤圭汰27分34秒66 パリ五輪標準には届かず/TheTEN

23年日本選手権男子10000mで2位に入った太田智樹

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーの「The TEN」が米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、日本勢が多数出場した。

パリ五輪を目指すエリートランナーが出場した男子10000mはグラント・フィッシャー(米国)が26分52秒04をマークしてトップ。日本勢最上位は17位の太田智樹(トヨタ自動車)で27分26秒41だった。

序盤から積極的に前の集団に食らいついたのは佐藤圭汰(駒大)で、太田はやや後方からレースを進める。徐々に順位を上げ中団に位置すると、ややペースが上がったところで先頭集団の後ろに。佐藤が遅れ始めると太田が日本勢トップとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

太田は昨年12月の日本選手権10000m(2位)で出した27分12秒53(日本歴代2位)に次ぐセカンドベストで、パフォーマンス日本歴代8位となる。

佐藤が27分34秒66の20位。自身2度目の10000mで、自己記録(27分28秒50)に迫るハイアベレージだった。27分49秒09で25位に田村和希(住友電工)。復活への一歩を刻んだ。

積極的な走りを見せた鈴木芽吹(駒大)が28分03秒93の29位、篠原倖太朗(駒大)は28分05秒70の31位。日本記録保持者の塩尻和也(富士通)は7000m付近で途中棄権となった。

このレースで日本勢のパリ五輪参加標準記録(27分00秒00)突破者は現われなかった。

他の組にも日本勢が出場。男子10000m(Road to Track Town)は石原翔太郎(東海大)が28分13秒34で12位、鈴木塁人(SGホールディングス)は28分23秒04の14位、長谷川柊(Kao)は28分59秒95の24位。女子10000mの矢田みくに(エディオン)は32分49秒62の23位だった。

男子1500mに出場した小原響(青学大)は3分42秒38の自己新。別組の男子10000mを走った溜池一太(中大)は29分09秒08だった。

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーの「The TEN」が米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、日本勢が多数出場した。 パリ五輪を目指すエリートランナーが出場した男子10000mはグラント・フィッシャー(米国)が26分52秒04をマークしてトップ。日本勢最上位は17位の太田智樹(トヨタ自動車)で27分26秒41だった。 序盤から積極的に前の集団に食らいついたのは佐藤圭汰(駒大)で、太田はやや後方からレースを進める。徐々に順位を上げ中団に位置すると、ややペースが上がったところで先頭集団の後ろに。佐藤が遅れ始めると太田が日本勢トップとなった。 太田は昨年12月の日本選手権10000m(2位)で出した27分12秒53(日本歴代2位)に次ぐセカンドベストで、パフォーマンス日本歴代8位となる。 佐藤が27分34秒66の20位。自身2度目の10000mで、自己記録(27分28秒50)に迫るハイアベレージだった。27分49秒09で25位に田村和希(住友電工)。復活への一歩を刻んだ。 積極的な走りを見せた鈴木芽吹(駒大)が28分03秒93の29位、篠原倖太朗(駒大)は28分05秒70の31位。日本記録保持者の塩尻和也(富士通)は7000m付近で途中棄権となった。 このレースで日本勢のパリ五輪参加標準記録(27分00秒00)突破者は現われなかった。 他の組にも日本勢が出場。男子10000m(Road to Track Town)は石原翔太郎(東海大)が28分13秒34で12位、鈴木塁人(SGホールディングス)は28分23秒04の14位、長谷川柊(Kao)は28分59秒95の24位。女子10000mの矢田みくに(エディオン)は32分49秒62の23位だった。 男子1500mに出場した小原響(青学大)は3分42秒38の自己新。別組の男子10000mを走った溜池一太(中大)は29分09秒08だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top