2024.02.15
3月16日に米国・カリフォルニア州ロサンゼルスで行われる中長距離の競技会「The TEN」の一部が発表されている。
「The TEN」は世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーに指定されている大会。パリ五輪出場を目指す選手が集まった「Paris 男子10000m」には、日本勢から9選手がエントリー。日本記録(27分09秒88)保持者の塩尻和也(富士通)、同歴代2位(27分12秒53)の太田智樹(トヨタ自動車)、同4位(27分22秒33)の田澤廉(同)、同5位(27分25秒33)の伊藤達彦(Honda)らそうそうたる顔ぶれがそろった。
パリ五輪の参加標準記録(27分00秒00)も見据えたレースとあって、海外勢も26分33秒84を持つオレゴン世界選手権4位のグラント・フィッシャー(米国)、世界選手権4大会連続入賞のモハメド・アーメド(カナダ)、5000mの北米記録(12分51秒61)保持者・ウーディ・キンケード(米国)ら強力な名前が並んだ。
学生では駒大から日本人学生歴代2位、3位、5位の自己ベストを持つ佐藤圭汰(2年)、鈴木芽吹(4年)、篠原倖太朗(3年)がエントリー。その他には日本歴代8位の27分28秒92を持つ田村和希(住友電工)や清水歓太(SUBARU)もリストに名を連ねている。
「Paris 女子10000m」には日本勢でただ1人、矢田みくに(エディオン)がエントリー。ブダペスト世界選手権5位で30分03秒82のベストを持つアリシア・モンソン(米国)、30分04秒45のツィゲ・ゲブレセラマ(エチオピア)らと同じレースで戦うことになる。女子のパリ五輪参加標準記録は30分40秒00。
それ以外の組にも日本勢が出場。男子10000mには長谷川柊(Kao)、鈴木塁人(SGホールディングス)、溜池一太(中大)がエントリーしている。
The TENの主なエントリー選手
右は自己記録 ●Paris男子10000m G.フィッシャー(英国) 26.33.84 M.アーメド(カナダ) 26.34.14 W.キンケード(米国) 27.06.37 J.クレッカー(米国) 27.07.57 塩尻和也(富士通) 27.09.80 太田智樹(トヨタ自動車) 27.12.53 J.レイナー(豪州) 27.15.35 田澤廉(トヨタ自動車) 27.22.33 [adinserter block="4"]I.キメリ(ベルギー) 27.22.70 E.ボル(米国) 27.22.80 A.キオコ(ケニア) 27.23.34 P.ディバー(英国) 27.23.88 伊藤達彦(Honda) 27.25.33 佐藤圭汰(駒大) 27.28.50 田村和希(住友電工) 27.28.92 鈴木芽吹(駒大) 27.30.69 清水歓汰(SUBARU) 27.31.27 篠原倖太朗(駒大) 27.38.66 [adinserter block="4"]●男子10000m 鈴木塁人(SGホールディングス) 28.08.04 長谷川柊(Kao) 28.20.57 溜池一太(中大) 28.26.77 ●Paris女子10000m A.モンソン(米国) 30.03.82 T.ゲブレセラマ(エチオピア)30.04.45 J.ワーナー・ジュド(英国)30.35.93 E.へネス(米国) 30.48.26 矢田みくに(エディオン) 31.34.39RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
-
2025.10.20
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]
2025.10.20
デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]
2025.10.20
ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー
世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの初戦ゾルノツァ国際クロスが10月19日、スペインで開催され、男子(8.7km)はE.ハファシマナ(ブルンジ)が25分50秒、女子(8.7km)はL.アメバウ(エチオピア) […]
2025.10.20
トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン
アムステルダムマラソンが10月19日、オランダで開催され、男子はG.トロイティチ(ケニア)が2時間3分30秒で、女子はA.デスタ(エチオピア)が2時間17分37秒で優勝した。 男子優勝のトロイティチは今年の東京マラソンで […]
2025.10.20
其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン
10月19日、オランダでアムステルダムマラソンが行われ、ブダペスト世界選手権代表の其田健也(JR東日本)が2時間8分33秒で16位に入った。 其田はスタートから1km3分を切るペースを刻む先頭集団につけ、5kmを14分3 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望