2023.12.26
12月26日、パリ五輪のマラソン選考を兼ねた大阪国際女子マラソン(24年1月28日)の出場選手が発表され、招待選手として東京五輪代表の前田穂南(天満屋)やブダペスト世界選手権代表の松田瑞生(ダイハツ)、佐藤早也伽(積水化学)ら10人がエントリーされた。
同大会はパリ五輪代表の最後の1枠を懸けた「MGCファイナルチャレンジ」の女子1戦目として開催。設定記録の2時間21分41秒を上回った最上位が代表候補となる。
松田と佐藤は今年10月のMGCに出場資格を持っていたが、ともに8月のブダペスト世界選手権から状態が上がらず欠場している。五輪へ最後の挑戦と明かしている松田は「ファイナルチャレンジに向けて気持ちを新たに頑張りたいと思います」とSNSで決意を表明していた。
東京五輪選考会の19年MGCで優勝した前田は、今回のMGCでは2時間27分02秒で7位。2大会連続の五輪出場に向けて、「パリ五輪は最後まであきらめたくない」とファイナルチャレンジへの意欲を見せている。
このほか、招待選手としては松下菜摘(天満屋)、川内理江(大塚製薬)、大東優奈(天満屋)、竹山楓菜(センコー)が登録。海外勢では2時間18分台のベストを持つウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)やステラ・チェサン(ウガンダ)、シセイ・メセレット・ゴラ(エチオピア)が名を連ねた。
大会が育成枠として招待する「ネクストヒロイン」にはワールドユニバーシティゲームズのハーフマラソンで金メダルを獲得した北川星瑠(大阪芸大)をはじめ、柳谷日菜(ワコール)らが選ばれてる。
また、ペースメーカーにはマラソンで2時間19分41秒と日本歴代2位の記録を持つ新谷仁美(積水化学)や木村友香(積水化学)、マーガレット・アキドル(コモディイイダ)らが務めることも発表された。
2024大阪国際女子マラソン主な出場選手
■招待選手 ウォルケネシュ・エデサ(エチオピア) ステラ・チェサン(ウガンダ) シセイ・メセレット・ゴラ(エチオピア) 松田瑞生(ダイハツ) 佐藤早也伽(積水化学) 前田穂南(天満屋) 松下菜摘(天満屋) 川内理江(大塚製薬) 大東優奈(天満屋) 竹山楓菜(センコー) ■ネクストヒロイン 柳谷日菜(ワコール) 北川星瑠(大阪芸大) 鈴木杏奈(大阪芸大) 古原夏音(大阪芸大) 小林香菜(前橋市陸協) 須田花音(神戸学大) ■準招待選手 ジョン・ダウン(韓国) 池満綾乃(鹿児島銀行) ミリツァ・ミルチェバ(ブルガリア) 青木奈波(岩谷産業) 平島美来(ユニクロ) 西川真由(スターツ) カタリナ・スタインラック(ドイツ) ケイト・メイソン(豪州) ジョアン・チェプケモイ(九電工) 藤田愛子(愛知電機) 中野円花(岩谷産業) 伊藤千文(鹿族) 松村幸栄(コモディイイダ) 澤畠朋美(埼玉陸協) 藤澤舞(札幌エクセルAC) 池内彩乃(デンソー) 仲田光穂(千葉陸協)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会