HOME 海外

2023.04.02

400m世界記録保持者ファン・ニーケアクが44秒17!17年にラグビーでの大ケガ以降自身最速タイム
400m世界記録保持者ファン・ニーケアクが44秒17!17年にラグビーでの大ケガ以降自身最速タイム

オレゴン世界選手権400mに出場したファン・ニーケアク

南アフリカ選手権の男子400m決勝で、W.ファン・ニーケアクが44秒17をマークして優勝した。

ファン・ニーケアクは16年リオデジャネイロ五輪で43秒03の世界記録で金メダルを獲得。世界選手権でも15年北京、17年ロンドンと連覇を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

人類初となる100m9秒台(9秒94)、200m19秒台(19秒84)、400m43秒台(43秒03)をマークしている。

しかし、17年10月にケープタウンで行われたラグビーのテストマッチ、南アフリカ対ニュージーランドの前座試合に出場した際に膝の前十字靭帯を断裂。長期離脱を強いられた。

18、19年はレースに出場せず。20年に復帰すると21年の東京五輪は準決勝進出。昨年のオレゴン世界選手権では5位入賞していた。

44秒17は自己9番目の好記録で、ケガをしてからの18年以降では自身最速。30歳になった世界記録保持者が6年ぶりの世界一タイトルへ、完全復活を印象づけた。

広告の下にコンテンツが続きます
南アフリカ選手権の男子400m決勝で、W.ファン・ニーケアクが44秒17をマークして優勝した。 ファン・ニーケアクは16年リオデジャネイロ五輪で43秒03の世界記録で金メダルを獲得。世界選手権でも15年北京、17年ロンドンと連覇を果たした。 人類初となる100m9秒台(9秒94)、200m19秒台(19秒84)、400m43秒台(43秒03)をマークしている。 しかし、17年10月にケープタウンで行われたラグビーのテストマッチ、南アフリカ対ニュージーランドの前座試合に出場した際に膝の前十字靭帯を断裂。長期離脱を強いられた。 18、19年はレースに出場せず。20年に復帰すると21年の東京五輪は準決勝進出。昨年のオレゴン世界選手権では5位入賞していた。 44秒17は自己9番目の好記録で、ケガをしてからの18年以降では自身最速。30歳になった世界記録保持者が6年ぶりの世界一タイトルへ、完全復活を印象づけた。

【動画】ファン・ニーケアクが44秒17で優勝したレース

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.27

立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]

NEWS 箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

2025.12.27

箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]

NEWS 國學院大・田中愛睦が5000m14分14秒08でトップ 10000mは城西大・橋本健市が1着/早大競技会

2025.12.27

國學院大・田中愛睦が5000m14分14秒08でトップ 10000mは城西大・橋本健市が1着/早大競技会

2025年度第7回早大競技会は12月27日、埼玉県所沢市の早大所沢キャンパス織田幹雄記念陸上競技場で行われ、男子5000mは國學院大の田中愛睦(3年)が14分14秒08で全体トップだった。 千葉・八千代松陰高出身の田中は […]

NEWS 村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮

2025.12.27

村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮

男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が日本中央競馬会のJ・G1中山大障害(中山競馬場)の表彰式にプレゼンターとして登壇した。 大の競馬好きとして知られる村竹。以前から「プレゼンターをしてみたい」とい […]

NEWS “5強”による大激戦か!? 3連覇へ青学大、全日本王者・駒大、初V狙う國學院大、早大、中大が挑戦/箱根駅伝

2025.12.27

“5強”による大激戦か!? 3連覇へ青学大、全日本王者・駒大、初V狙う國學院大、早大、中大が挑戦/箱根駅伝

第102回東京箱根間往復大学駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 今回も前回10位までのシード10校と予選会を通過した10校、オープン参加の関東学生連合チームを加えた計21チー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top