HOME 国内

2023.03.19

世界にチャレンジ!「日本代表」懸けた全日本競歩能美は男子8時50分、女子10時35分号砲!
世界にチャレンジ!「日本代表」懸けた全日本競歩能美は男子8時50分、女子10時35分号砲!

2023年日本選手権20㎞競歩男子のスタートシーン

第47回全日本競歩能美大会が3月19日に行われる。今大会はアジア選手権と、第17回日本学生20㎞競歩選手権も併催するかたちで実施され、男女20㎞のブダペスト世界選手権、ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)といった国際大会の日本代表入りを懸けた熱戦が繰り広げられる。

男子20kmの世界選手権代表争いは、すでに世界選手権2連覇中でワイルドカードを持つ山西利和(愛知製鋼)を除き、2月の日本選手権で初優勝した池田向希(旭化成)、2位の髙橋英輝(富士通)の2人が代表に内定済み。残る1枠は全選考会を終了後、選考競技会3位以内の中からさまざまな状況を加味して選ばれるため、今大会でのアピールが必要となる。

本命視されていた昨年のオレゴン世界陸上8位の住所大翔(順大院)が体調不良のため欠場。古賀友太(大塚製薬)、村山裕太郎(富士通)、諏方元郁(愛知製鋼)らを中心に、世界陸上参加標準記録(1時間20分10秒)、日本陸連が定める派遣設定記録(1時間19分30秒)突破を目指す。

女子20kmは、アジア選手権に出場するのは柳井綾音(立命大)が軸か。昨年のU20世界選手権10000m競歩でも銅メダルを獲得し、2月の日本選手権20㎞競歩では優勝した藤井菜々子(エディオン)、2位の岡田久美子(富士通)といった日本のトップ2に次ぐ3位を占めた。1時間29分20秒の世界陸上参加標準記録は簡単な水準ではないが、ユニバ代表入りも見据えてどんなレースを見せるか。

昨年のオレゴン世界選手権35km競歩代表の園田世玲奈(NTN)や、学生の内藤未唯(神奈川大)、梅野倖子(順大)、永井優会(金沢学院大)、高校卒業間際で挑戦する石田さつき(大津商高3滋賀)らにも注目だ。

男子は8時50分、女子は10時35分にスタート予定。このほか中学男女3km、高校男子10km、同女子5kmも行われる。

広告の下にコンテンツが続きます

大会の模様はYouTube「日テレSports」にてライブ配信される。

第47回全日本競歩能美大会が3月19日に行われる。今大会はアジア選手権と、第17回日本学生20㎞競歩選手権も併催するかたちで実施され、男女20㎞のブダペスト世界選手権、ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)といった国際大会の日本代表入りを懸けた熱戦が繰り広げられる。 男子20kmの世界選手権代表争いは、すでに世界選手権2連覇中でワイルドカードを持つ山西利和(愛知製鋼)を除き、2月の日本選手権で初優勝した池田向希(旭化成)、2位の髙橋英輝(富士通)の2人が代表に内定済み。残る1枠は全選考会を終了後、選考競技会3位以内の中からさまざまな状況を加味して選ばれるため、今大会でのアピールが必要となる。 本命視されていた昨年のオレゴン世界陸上8位の住所大翔(順大院)が体調不良のため欠場。古賀友太(大塚製薬)、村山裕太郎(富士通)、諏方元郁(愛知製鋼)らを中心に、世界陸上参加標準記録(1時間20分10秒)、日本陸連が定める派遣設定記録(1時間19分30秒)突破を目指す。 女子20kmは、アジア選手権に出場するのは柳井綾音(立命大)が軸か。昨年のU20世界選手権10000m競歩でも銅メダルを獲得し、2月の日本選手権20㎞競歩では優勝した藤井菜々子(エディオン)、2位の岡田久美子(富士通)といった日本のトップ2に次ぐ3位を占めた。1時間29分20秒の世界陸上参加標準記録は簡単な水準ではないが、ユニバ代表入りも見据えてどんなレースを見せるか。 昨年のオレゴン世界選手権35km競歩代表の園田世玲奈(NTN)や、学生の内藤未唯(神奈川大)、梅野倖子(順大)、永井優会(金沢学院大)、高校卒業間際で挑戦する石田さつき(大津商高3滋賀)らにも注目だ。 男子は8時50分、女子は10時35分にスタート予定。このほか中学男女3km、高校男子10km、同女子5kmも行われる。 大会の模様はYouTube「日テレSports」にてライブ配信される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

2025.07.14

東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

9月に開催される東京世界選手権のアンバサダーに、女子100mハードルの元選手サリー・ピアソン氏(豪州)と男子三段跳の元選手クリスチャン・テイラー氏(米国)が就任することが世界陸連(WA)より発表された。 38歳のピアソン […]

NEWS 17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

7月11日~12日、米国・テネシー州メンフィスで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのエド・マーフィー・クラシックが開催され、男子400mでは17歳のQ.ウィルソン(米国)が44秒10のU18世界最高記録で優勝 […]

NEWS 【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

2025.07.14

【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

第239回東海大長距離競技会は7月13日、神奈川・東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、男子1500mで本田桜二郎(鳥取城北3)が高校歴代5位、中国高校新記録となる3分43秒23をマークした。従来の中国高校記録は徳本一善(沼 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top