HOME 海外

2022.12.07

引退したアリソン・フェリックス米国陸連「レガシーアワード」受賞 トラック内外で多大な影響
引退したアリソン・フェリックス米国陸連「レガシーアワード」受賞 トラック内外で多大な影響

今季限りで現役を引退したアリソン・フェリックス

今季引退した女子短距離のアリソン・フェリックスが、米国陸連(USATF)の年間表彰「ナイト・オブ・レジェンド」において「2022USATFレガシー・アワード」を受賞した。

同賞は「競技と競技以外の面、両方で卓越した功績を残し、永続的で多大は影響を与えたアスリートを称えるもの」。アリソ・フェリックスは今夏のオレゴン世界選手権で、女子4×400mリレー(金※予選出走)と男女混合4×400mリレー(銅)でメダルを獲得。これまで世界選手権では合計20個のメダルを手にした。また、五輪においても女子史上最多となる7個の金メダルを含む、11個のメダルを獲得。これは米国史上および全競技の女子で最多となる。

競技面ではもちろん、トラック外での活動にも注目を集め、18年に11月に愛娘カリムンちゃんを出産した。その後も競技に復帰してからは、「母」として子育てをしながら社会で活躍する女性を支援。「パワー・オブ・シー基金」を設立して、子育てをしながら競技を続ける女性アスリートのサポートにも尽力した。また、男女平等を目的としたシューズ&ウエアブランド「Saysh」を立ち上げている。今年7月からはオリンピック委員会(IOC)アスリート委員も務めている。

広告の下にコンテンツが続きます

USATFは「競技場内外で、世界中の女性にインスピレーションを与え続け、永続的な遺産を築いた」と称えている。世界中のアスリート・ファンから絶大なリスペクトを集めるレジェンドに、また一つ称号が加わった。

今季引退した女子短距離のアリソン・フェリックスが、米国陸連(USATF)の年間表彰「ナイト・オブ・レジェンド」において「2022USATFレガシー・アワード」を受賞した。 同賞は「競技と競技以外の面、両方で卓越した功績を残し、永続的で多大は影響を与えたアスリートを称えるもの」。アリソ・フェリックスは今夏のオレゴン世界選手権で、女子4×400mリレー(金※予選出走)と男女混合4×400mリレー(銅)でメダルを獲得。これまで世界選手権では合計20個のメダルを手にした。また、五輪においても女子史上最多となる7個の金メダルを含む、11個のメダルを獲得。これは米国史上および全競技の女子で最多となる。 競技面ではもちろん、トラック外での活動にも注目を集め、18年に11月に愛娘カリムンちゃんを出産した。その後も競技に復帰してからは、「母」として子育てをしながら社会で活躍する女性を支援。「パワー・オブ・シー基金」を設立して、子育てをしながら競技を続ける女性アスリートのサポートにも尽力した。また、男女平等を目的としたシューズ&ウエアブランド「Saysh」を立ち上げている。今年7月からはオリンピック委員会(IOC)アスリート委員も務めている。 USATFは「競技場内外で、世界中の女性にインスピレーションを与え続け、永続的な遺産を築いた」と称えている。世界中のアスリート・ファンから絶大なリスペクトを集めるレジェンドに、また一つ称号が加わった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.05

ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]

NEWS パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top