HOME 海外

2022.12.05

ローマ五輪男子5000m金メダリストのマレー・ハルバーグ氏が89歳で死去 財団創設などで「ナイト」の称号

1960年ローマ五輪の男子5000mで金メダルを獲得したマレー・ハルバーグ氏(ニュージーランド)が11月30日に死去したことがわかった。89歳だった。

ハルバーグ氏はもともとラグビー選手だったが、17歳の時に腕の負傷により陸上へ転向。61年には2マイル、3マイル、4×1マイルリレーなど4つの当時の世界最高記録を樹立した。64年の東京五輪では5000mと10000mに出場。10000mで7位に入賞し、その後陸上を引退した。

財団を創設するなど、陸上界以外でも遺産を残している。88年にはスポーツと障害者への貢献により「ナイト」の称号を与えられた。陸上への貢献や慈善活動によって、ニュージーランドでは多くの勲章が授章されている。

広告の下にコンテンツが続きます
1960年ローマ五輪の男子5000mで金メダルを獲得したマレー・ハルバーグ氏(ニュージーランド)が11月30日に死去したことがわかった。89歳だった。 ハルバーグ氏はもともとラグビー選手だったが、17歳の時に腕の負傷により陸上へ転向。61年には2マイル、3マイル、4×1マイルリレーなど4つの当時の世界最高記録を樹立した。64年の東京五輪では5000mと10000mに出場。10000mで7位に入賞し、その後陸上を引退した。 財団を創設するなど、陸上界以外でも遺産を残している。88年にはスポーツと障害者への貢献により「ナイト」の称号を与えられた。陸上への貢献や慈善活動によって、ニュージーランドでは多くの勲章が授章されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.16

中学、高校のトップが出場!IH優勝・石原南菜、後藤大樹や中学記録保持者・今村好花、大森蒼以らに注目/U18・16大会

10月17日から19日の3日間、U18・U16陸上大会が三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で開催される。 U18大会は2025年12月31日時点の16歳、17歳が対象で高校3年生の早生まれと高校2年生、1 […]

NEWS サニブラウンが東レを訪問「走り抜くことができたのはみなさんのお陰」

2025.10.16

サニブラウンが東レを訪問「走り抜くことができたのはみなさんのお陰」

男子短距離で東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキームが10月16日、所属先である東レの東京本社を訪問した。 サニブラウンは今シーズンを終えての報告のために訪れると、役員への挨拶のあとは各フロアを周って挨拶。「 […]

NEWS BROOKSのランニングシューズ「Adrenaline GTS」 誕生25周年を記念し、特別デザインの限定カラーが登場!

2025.10.16

BROOKSのランニングシューズ「Adrenaline GTS」 誕生25周年を記念し、特別デザインの限定カラーが登場!

米国ランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」は、ロングセラーモデル「Adrenaline GTS(アドレナリンジーティーエス)」の誕生25周年を記念し、特別デザインの限定カラーを公式オンラインショップにて […]

NEWS 19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ

2025.10.15

19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ

男子短距離で活躍し、19年ドーハ世界選手権リレー代表(補欠)の井本佳伸(東京ガスエコモ)が現役生活に区切りをつけることを自身のSNSで発表した。 井本は京都・東輝中時代に全中で100m5位、200m4位。名門・洛南高へ進 […]

NEWS 100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」

2025.10.15

100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」

穏やかな笑顔で静かに、地元・山口でスパイクを脱いだ。 男子100mの元中学記録保持者・宮本大輔(山口フィナンシャルグループ)が現役生活にピリオドを打った。9月の全日本実業団対抗は、地元・山口。「夏くらいには一旦、区切りを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top