HOME 大学

2022.12.03

中央学大・吉田礼志が1万m27分58秒60!今季日本人学生初の27分台/日体大長距離競技会
中央学大・吉田礼志が1万m27分58秒60!今季日本人学生初の27分台/日体大長距離競技会

第301回日体大長距離競技会が3日に開催され、男子10000m5組に出場した吉田礼志(中央学大2年)が27分58秒60をマークした。今季の学生では27分台到達第1号となり、昨年4月に栗原啓吾(現・SUBARU)が樹立した中央学大記録(28分03秒39)を塗り替えた。

吉田は千葉・拓大紅陵高出身で、3年時には関東高校駅伝(トラックで実施)1区で区間賞を獲得。中央学大に入学すると、4月に10000m28分台をマークして次期エースとして期待を寄せられるも、同年夏に肺気胸を患い、1ヵ月間の入院。しかし、驚異の回復力で10月の箱根駅伝予選会に出走し、本戦では1年生ながらエース区間の2区(区間18位)を担った。

今年は3月の日本学生ハーフマラソン選手権6位と好成績を挙げると、4月には10000mで28分22秒42と自己記録を更新。10月の予選会で敗退して箱根駅伝の出場はかなわなかったが、トラックでエースとしての力を示した。

同レースでは駿河台大の清野太成(4年)が28分10秒26で走破したほか、計6人の学生が28分20秒切りの好タイムをマーク。全体トップは川瀬翔矢(Honda)の27分55秒97だった。

女子3000mでは、5000mの日本記録保持者である廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が出場し、9分05秒15で3着。ルーシー・ドゥータ(青森山田高1)が8分59秒03で1着、山本有真(名城大)が9分01秒18で2着だった。なお、廣中と山本は12月10日に京都・西京極で行われるエディオン・ディスタンスチャレンジin京都5000mにエントリーしている。

第301回日体大長距離競技会が3日に開催され、男子10000m5組に出場した吉田礼志(中央学大2年)が27分58秒60をマークした。今季の学生では27分台到達第1号となり、昨年4月に栗原啓吾(現・SUBARU)が樹立した中央学大記録(28分03秒39)を塗り替えた。 吉田は千葉・拓大紅陵高出身で、3年時には関東高校駅伝(トラックで実施)1区で区間賞を獲得。中央学大に入学すると、4月に10000m28分台をマークして次期エースとして期待を寄せられるも、同年夏に肺気胸を患い、1ヵ月間の入院。しかし、驚異の回復力で10月の箱根駅伝予選会に出走し、本戦では1年生ながらエース区間の2区(区間18位)を担った。 今年は3月の日本学生ハーフマラソン選手権6位と好成績を挙げると、4月には10000mで28分22秒42と自己記録を更新。10月の予選会で敗退して箱根駅伝の出場はかなわなかったが、トラックでエースとしての力を示した。 同レースでは駿河台大の清野太成(4年)が28分10秒26で走破したほか、計6人の学生が28分20秒切りの好タイムをマーク。全体トップは川瀬翔矢(Honda)の27分55秒97だった。 女子3000mでは、5000mの日本記録保持者である廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が出場し、9分05秒15で3着。ルーシー・ドゥータ(青森山田高1)が8分59秒03で1着、山本有真(名城大)が9分01秒18で2着だった。なお、廣中と山本は12月10日に京都・西京極で行われるエディオン・ディスタンスチャレンジin京都5000mにエントリーしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.14

第5回大学対校男女混合駅伝の出場校が決定! 大東大、環太平洋大、亜細亜大、早大が初出場!! 2月16日に大阪・長居で開催

12月12日、関西学連は25年2月16日に開催される第5回全国大学対校男女混合駅伝の出場チームを発表した。 同大会は2021年に大学駅伝では国内初の男女混合レースとして誕生。これまでは「全国招待大学対校男女混合駅伝」とい […]

NEWS ケガから復帰の駒大・佐藤圭汰「インパクトのある走りをしたい」青学大・太田に闘志燃やす 伊藤、山川との3年生トリオが充実

2024.12.13

ケガから復帰の駒大・佐藤圭汰「インパクトのある走りをしたい」青学大・太田に闘志燃やす 伊藤、山川との3年生トリオが充実

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 前回、3区区間2位の力走を見せたものの、青学大・太田蒼生(4年)との競り合いに敗れた佐藤圭 […]

NEWS 箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

2024.12.13

箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 藤田監督は「前回は出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した状態で迎え、青山学院に負けて準優勝でした […]

NEWS 國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

2024.12.13

國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に主将の平林清澄(4年)が報道陣の合同取材に応じた。 2冠を獲得しているだけに、壮行会にはフ […]

NEWS 國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

2024.12.13

國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に前田監督が報道陣の合同取材に応じた。 前田監督は壮行会を振り返り、「すごい人数でビックリし […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top