HOME 高校

2022.10.28

十日町30年ぶり男女V 男子は27年ぶり13回目の全国切符 女子は2連覇で4回目の都大路/新潟県高校駅伝
十日町30年ぶり男女V 男子は27年ぶり13回目の全国切符 女子は2連覇で4回目の都大路/新潟県高校駅伝

新潟県高校駅伝は10月28日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男女ともに十日町が制した。新潟で同一校による男女優勝は1992年の十日町以来、30年ぶり。

男子(7区間42.195km)の十日町は、2区終了時でトップの中越と34秒差の3位だったものの、3区の小泉世成(3年)が区間賞の快走で一気に首位へ浮上。13秒リードすると、4区の佐藤大和(2年)は31秒差まで拡大した。5区で18秒差まで迫られたが、6区の須藤那祐太(2年)が区間賞で27秒差に広げると、アンカーの堀澤大夢(3年)が歓喜のフィニッシュ。2時間9分59秒で1995年以来の優勝を果たし、その年以来となる13回目の全国切符を手にした。

広告の下にコンテンツが続きます

4連覇を狙った中越は、アンカーの徳善龍(2年)が猛然と追いかけたが、12秒届かず2位だった。

女子(5区間21.0975km)の十日町は、1区(6km)の村山愛美沙(3年)が19分54秒で区間賞発進。2区で新潟第一に逆転され、2位に下がったが、3区まで接戦を演じた。続く4区の福原陽(3年)が区間賞で先頭に立つと、5区の南雲穂香(3年)がそのままフィニッシュ。1時間12分37秒で前年に続いて頂点に立ち、2年連続4回目の都大路出場を決めた。

2年ぶりの都大路を狙った新潟明訓が33秒差の2位。中盤で十日町と競り合った新潟第一は3位だった。

全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

広告の下にコンテンツが続きます
新潟県高校駅伝は10月28日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男女ともに十日町が制した。新潟で同一校による男女優勝は1992年の十日町以来、30年ぶり。 男子(7区間42.195km)の十日町は、2区終了時でトップの中越と34秒差の3位だったものの、3区の小泉世成(3年)が区間賞の快走で一気に首位へ浮上。13秒リードすると、4区の佐藤大和(2年)は31秒差まで拡大した。5区で18秒差まで迫られたが、6区の須藤那祐太(2年)が区間賞で27秒差に広げると、アンカーの堀澤大夢(3年)が歓喜のフィニッシュ。2時間9分59秒で1995年以来の優勝を果たし、その年以来となる13回目の全国切符を手にした。 4連覇を狙った中越は、アンカーの徳善龍(2年)が猛然と追いかけたが、12秒届かず2位だった。 女子(5区間21.0975km)の十日町は、1区(6km)の村山愛美沙(3年)が19分54秒で区間賞発進。2区で新潟第一に逆転され、2位に下がったが、3区まで接戦を演じた。続く4区の福原陽(3年)が区間賞で先頭に立つと、5区の南雲穂香(3年)がそのままフィニッシュ。1時間12分37秒で前年に続いて頂点に立ち、2年連続4回目の都大路出場を決めた。 2年ぶりの都大路を狙った新潟明訓が33秒差の2位。中盤で十日町と競り合った新潟第一は3位だった。 全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top