HOME 国内、大学

2022.10.28

女子短距離・壹岐あいこが大阪ガスに内定!中学・高校で日本一を経験、東京五輪4×100mR代表にも
女子短距離・壹岐あいこが大阪ガスに内定!中学・高校で日本一を経験、東京五輪4×100mR代表にも

東京五輪女子4×100mリレー代表の壹岐あいこ(立命大)が、大阪ガスへの入社が内定したことがわかった。練習拠点は引き続き、母校・立命大になるという。

広告の下にコンテンツが続きます

壹岐は200mで滋賀・南郷中3年時に全中を、京都橘高でも3年時にインターハイを制して日本一になるなど、注目を集めてきた。立命大でも着実に力をつけ、大学3年だった21年には日本選手権で100m2位、200m4位に食い込み、東京五輪の4×100mリレーメンバー入りを果たした。本番での出場機会は得られなかったが、ダイナミックなストライドで後半に圧倒的な強さを発揮するスプリンターだ。

今季はケガなどもあって思うように調子が上がらず世界選手権代表入りを逃し、秋の日本インカレでは100m8位、200mは予選敗退と大学日本一の座は逃したが、朝原宣治(現副部長)、小坂田淳(現監督)、江里口匡史ら五輪代表を輩出し、オレゴン世界選手権男子100m代表・坂井隆一郎が所属する新たな環境で再び世界を目指していく。

大阪ガス・小坂田淳監督コメント
シンボルアスリートを採用し始めてからは、女子選手の採用は初です。競技力はもちろんですが、社会人として必要な能力についても社内的に高く評価されています。現段階で本人の想像は日本の枠を出ていないようですが、今季の坂井隆一郎のようにそこから世界へと成長した例もあります。まだまだ成長できる面があるので、合宿などでそれを伝え、拠点の立命大でそれを身につけてもらうというかたちで、女子スプリントを引っ張る存在になっていってもらいたいと思っています。

東京五輪女子4×100mリレー代表の壹岐あいこ(立命大)が、大阪ガスへの入社が内定したことがわかった。練習拠点は引き続き、母校・立命大になるという。 壹岐は200mで滋賀・南郷中3年時に全中を、京都橘高でも3年時にインターハイを制して日本一になるなど、注目を集めてきた。立命大でも着実に力をつけ、大学3年だった21年には日本選手権で100m2位、200m4位に食い込み、東京五輪の4×100mリレーメンバー入りを果たした。本番での出場機会は得られなかったが、ダイナミックなストライドで後半に圧倒的な強さを発揮するスプリンターだ。 今季はケガなどもあって思うように調子が上がらず世界選手権代表入りを逃し、秋の日本インカレでは100m8位、200mは予選敗退と大学日本一の座は逃したが、朝原宣治(現副部長)、小坂田淳(現監督)、江里口匡史ら五輪代表を輩出し、オレゴン世界選手権男子100m代表・坂井隆一郎が所属する新たな環境で再び世界を目指していく。 大阪ガス・小坂田淳監督コメント シンボルアスリートを採用し始めてからは、女子選手の採用は初です。競技力はもちろんですが、社会人として必要な能力についても社内的に高く評価されています。現段階で本人の想像は日本の枠を出ていないようですが、今季の坂井隆一郎のようにそこから世界へと成長した例もあります。まだまだ成長できる面があるので、合宿などでそれを伝え、拠点の立命大でそれを身につけてもらうというかたちで、女子スプリントを引っ張る存在になっていってもらいたいと思っています。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 華々しい記憶と挫折を経験 2023年の第99回大会で、立教大の55年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top