2022.09.24
◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)2日目
全日本実業団対抗選手権2日目に行われた男子10000m。タイムレース3組で行われ、スタンネリー・ワイザカ(ヤクルト)が27分19秒86をマークして優勝し、日本人トップは3組で28分11秒42をマークした菊地駿弥(中国電力)だった。
「海外選手がいる中でどれだけ自己ベストに近づけるか」と、記録会ではない中で7月にマークした27分57秒95の自己記録を一つのポイントに置いてレースを進める。
「離されてしまった」というもののの、ある程度の及第点を与えていた。
城西大卒の2年目。「経験豊かなチームで」と覚悟を持って中国電力へ進んだ。大学卒業前にもマラソン(びわ湖/2時間33分28秒)を走っているように、大学時代から「マラソンで成功したい」と強い思いを持つ。
「パリ五輪にマラソンで出たい」と佐藤敦之コーチに相談し、来年の大阪マラソンでマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を狙うスケジュールを立てた。ターゲットは2時間7分12秒。佐藤コーチの自己記録を1秒越えるもので「行けると言っていただけてうれしかった」と背中を押してもらった。
佐藤コーチの経験から立てられた練習メニューも「具体的ですべて消化できています」と言い、大阪に向けて「とても手応えがあります」と力強い。社会人2年目の菊地が飛躍に向けて大きな一歩を刻んだ。
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