HOME ニュース、海外

2022.07.17

男子走幅跳は王嘉男が8m36で大逆転V!中国に同種目初の金メダルもたらす/世界陸上
男子走幅跳は王嘉男が8m36で大逆転V!中国に同種目初の金メダルもたらす/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目

オレゴン世界陸上2日目のイブニングセッションに行われた男子走幅跳決勝。2015年北京大会で銅メダルを獲得している王嘉男(中国)が8m36(+0.5)で初制覇した。

広告の下にコンテンツが続きます

5回目までは東京五輪金メダルのミルティアディス・テントグルー(ギリシャ)が8m32でトップに立ち、今季世界リストトップの8m45を跳んでいるシモン・エハマー(スイス)が8m16で追う展開に。王はそれまで8m03で5位にとどまっていたものの、最終6回目に大ジャンプを繰り出し、大逆転勝利を収めた。

25歳の王は2018年にナショナルレコードの8m47を跳び、世界選手権では2015年から3位、7位、6位と3大会連続入賞中だった実力者。しかし、昨年の東京五輪は予選落ち。今大会前までのシーズンベストは7m98(室内で8m07)だったが、大舞台でしっかりと調子を合わせてきた。

6回目は王以外に誰も記録を伸ばせず、五輪王者のテントグルーが銀メダル。十種競技が専門のエハマーが銅メダルをつかんだ。

2019年ドーハ大会8位、昨年の東京五輪6位に続く入賞を狙った日本の橋岡優輝(富士通)は7m86(+0.4)で10位だった。

■男子走幅跳上位成績
1位 王嘉男(中国)8m36(+0.5)
2位 ミルティアディス・テントグルー(ギリシャ)8m32(+0.5)
3位 シモン・エハマー(スイス)8m16(+0.5)
4位 マイケル・マッソ(キューバ)8m15(+0.5)
5位 ステフィン・マカーター(米国)8m04(+0.3)
6位 マークィス・デンディー(米国)8m02(±0)
7位 M.スリーシャンカル(インド)7m96(+0.4)
8位 エウゼビオ・カセレス(スペイン)7m93(+0.3)

10位 橋岡優輝(富士通)7m86(+0.4)

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目 オレゴン世界陸上2日目のイブニングセッションに行われた男子走幅跳決勝。2015年北京大会で銅メダルを獲得している王嘉男(中国)が8m36(+0.5)で初制覇した。 5回目までは東京五輪金メダルのミルティアディス・テントグルー(ギリシャ)が8m32でトップに立ち、今季世界リストトップの8m45を跳んでいるシモン・エハマー(スイス)が8m16で追う展開に。王はそれまで8m03で5位にとどまっていたものの、最終6回目に大ジャンプを繰り出し、大逆転勝利を収めた。 25歳の王は2018年にナショナルレコードの8m47を跳び、世界選手権では2015年から3位、7位、6位と3大会連続入賞中だった実力者。しかし、昨年の東京五輪は予選落ち。今大会前までのシーズンベストは7m98(室内で8m07)だったが、大舞台でしっかりと調子を合わせてきた。 6回目は王以外に誰も記録を伸ばせず、五輪王者のテントグルーが銀メダル。十種競技が専門のエハマーが銅メダルをつかんだ。 2019年ドーハ大会8位、昨年の東京五輪6位に続く入賞を狙った日本の橋岡優輝(富士通)は7m86(+0.4)で10位だった。 ■男子走幅跳上位成績 1位 王嘉男(中国)8m36(+0.5) 2位 ミルティアディス・テントグルー(ギリシャ)8m32(+0.5) 3位 シモン・エハマー(スイス)8m16(+0.5) 4位 マイケル・マッソ(キューバ)8m15(+0.5) 5位 ステフィン・マカーター(米国)8m04(+0.3) 6位 マークィス・デンディー(米国)8m02(±0) 7位 M.スリーシャンカル(インド)7m96(+0.4) 8位 エウゼビオ・カセレス(スペイン)7m93(+0.3) 10位 橋岡優輝(富士通)7m86(+0.4)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top