HOME 駅伝

2026.01.01

GMOが圧巻リレー!100kmコース最速4時間44分00秒 ロジスティードが過去最高2位 トヨタ自動車3位 サンベルクス初入賞/ニューイヤー駅伝
GMOが圧巻リレー!100kmコース最速4時間44分00秒 ロジスティードが過去最高2位 トヨタ自動車3位 サンベルクス初入賞/ニューイヤー駅伝

26年ニューイヤー駅伝で2位のロジスティード。アンカーの海老澤憲伸が手を上げてフィニッシュ

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km)

第70回記念のニューイヤー駅伝が行われ、GMOインターネットグループが4時間44分00秒の大会新で初優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

GMOインターネットグループは1区の吉田祐也がトップと5秒差で発進すると、続く今江勇人がサンベルクスの吉田響、ロジスティードの平林清澄とともに首位に立つ。今江は中継所手前1kmから仕掛け、2位のサンベルクスに6秒の差をつける快走で優勝の布石を打った。

3区・鈴木塁人、4区のテモイ・マイケルはともに区間2位でつなぎ、徐々にリードを拡大する。1分近い貯金をもらって飛び出した5区の太田蒼生が積極的な走りを見せ、46分00秒の区間新で優勝をたぐり寄せると、6区の島津雄大も自身の区間記録を23秒塗り替えるダメ押しの区間賞。最後は大量リードに守られた鶴川正也がマイペースのウイニングランでフィニッシュ。優勝候補が次々と崩れるなか、全チームで唯一全員が区間ひとケタという安定した継走が光った。

4時間44分00秒は2020年に旭化成が樹立した大会記録(4時間46分07秒)を2分07秒も更新。ニューイヤー駅伝は第55回大会(2011年)にコース変更により大会記録が刷新されているが、今回の記録は第47回大会(2003年)にコニカ(現・コニカミノルタ)が出した100kmコースでの最速タイム4時間44分48秒も大幅に塗り替えた。

東日本王者として臨んだロジスティードが、21年の4位を上回る過去最高順位の2位フィニッシュ。1区・富田峻平の区間賞で幸先の良いスタートを切り、2区でもルーキー・平林清澄が先頭争いを演じながら、区間3位で上位をキープした。4区で4位に下げたものの、5区で四釜峻佑が2位に浮上し、混戦から抜け出した。

3位は優勝候補の筆頭に上げられていたトヨタ自動車。吉居大和が区間7位と上々の滑り出しを見せたが、2区で鈴木芽吹が先頭集団のペースについていくことができず、続く田澤廉も8位に順位を落とした。4区から6区で順位を上げるも、優勝争いを演じることはなかった。

4位のJR東日本は20年以来の好成績。2区終了時点で10位だったが、3区の松永伶が区間3位で6人抜きを達成し、4区はR.ダパッシュも区間賞で一時は3位まで順位を上げた。

2区・吉田響が区間賞を獲得したサンベルクスは、チーム初入賞となる5位。中盤までGMOインターネットグループを追いかけるなど、見せ場も作った。

中国電力は11年ぶりの入賞の6位。4区終了時点では16位だったものの、5区の池田勘汰が7人抜きで9位に浮上すると、7区でも中島大就が区間2位と好走した。黒崎播磨は九州勢最上位となる7位でフィニッシュ。3区の田村友佑、4区のS.キプロノ、5区の細谷恭平と中盤区間を区間ひとケタにまとめた。

前回大会で1位、2位を競りあい、今大会でも優勝も期待されたHondaと旭化成が入賞争いを演じ、Hondaの伊藤達彦が旭化成の井川龍人を抑えて8位を確保した。Hondaは2区の小山直城が区間14位と精細を欠き、3区・吉田礼志も区間20位と苦戦。旭化成は大会前のトラブルで想定したオーダーを組めず、3年ぶりに入賞を逃した。

入賞チーム以外では西鉄が17位、ひらまつ病院が23位、NDソフトが30位に入り、チームの最高順位を更新している。

個人では3区で富士通の篠原倖太朗、7区でSUBARUの並木寧音が区間賞を獲得した。

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 第70回記念のニューイヤー駅伝が行われ、GMOインターネットグループが4時間44分00秒の大会新で初優勝を飾った。 GMOインターネットグループは1区の吉田祐也がトップと5秒差で発進すると、続く今江勇人がサンベルクスの吉田響、ロジスティードの平林清澄とともに首位に立つ。今江は中継所手前1kmから仕掛け、2位のサンベルクスに6秒の差をつける快走で優勝の布石を打った。 3区・鈴木塁人、4区のテモイ・マイケルはともに区間2位でつなぎ、徐々にリードを拡大する。1分近い貯金をもらって飛び出した5区の太田蒼生が積極的な走りを見せ、46分00秒の区間新で優勝をたぐり寄せると、6区の島津雄大も自身の区間記録を23秒塗り替えるダメ押しの区間賞。最後は大量リードに守られた鶴川正也がマイペースのウイニングランでフィニッシュ。優勝候補が次々と崩れるなか、全チームで唯一全員が区間ひとケタという安定した継走が光った。 4時間44分00秒は2020年に旭化成が樹立した大会記録(4時間46分07秒)を2分07秒も更新。ニューイヤー駅伝は第55回大会(2011年)にコース変更により大会記録が刷新されているが、今回の記録は第47回大会(2003年)にコニカ(現・コニカミノルタ)が出した100kmコースでの最速タイム4時間44分48秒も大幅に塗り替えた。 東日本王者として臨んだロジスティードが、21年の4位を上回る過去最高順位の2位フィニッシュ。1区・富田峻平の区間賞で幸先の良いスタートを切り、2区でもルーキー・平林清澄が先頭争いを演じながら、区間3位で上位をキープした。4区で4位に下げたものの、5区で四釜峻佑が2位に浮上し、混戦から抜け出した。 3位は優勝候補の筆頭に上げられていたトヨタ自動車。吉居大和が区間7位と上々の滑り出しを見せたが、2区で鈴木芽吹が先頭集団のペースについていくことができず、続く田澤廉も8位に順位を落とした。4区から6区で順位を上げるも、優勝争いを演じることはなかった。 4位のJR東日本は20年以来の好成績。2区終了時点で10位だったが、3区の松永伶が区間3位で6人抜きを達成し、4区はR.ダパッシュも区間賞で一時は3位まで順位を上げた。 2区・吉田響が区間賞を獲得したサンベルクスは、チーム初入賞となる5位。中盤までGMOインターネットグループを追いかけるなど、見せ場も作った。 中国電力は11年ぶりの入賞の6位。4区終了時点では16位だったものの、5区の池田勘汰が7人抜きで9位に浮上すると、7区でも中島大就が区間2位と好走した。黒崎播磨は九州勢最上位となる7位でフィニッシュ。3区の田村友佑、4区のS.キプロノ、5区の細谷恭平と中盤区間を区間ひとケタにまとめた。 前回大会で1位、2位を競りあい、今大会でも優勝も期待されたHondaと旭化成が入賞争いを演じ、Hondaの伊藤達彦が旭化成の井川龍人を抑えて8位を確保した。Hondaは2区の小山直城が区間14位と精細を欠き、3区・吉田礼志も区間20位と苦戦。旭化成は大会前のトラブルで想定したオーダーを組めず、3年ぶりに入賞を逃した。 入賞チーム以外では西鉄が17位、ひらまつ病院が23位、NDソフトが30位に入り、チームの最高順位を更新している。 個人では3区で富士通の篠原倖太朗、7区でSUBARUの並木寧音が区間賞を獲得した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.15

世界競歩チーム選手権代表が帰国 マラソン金の勝木隼人「物足りない」ハーフ吉川は「メダル見えるところに来た」

4月12日にブラジルで行われた世界競歩チーム選手権の日本代表が4月15日に帰国し、選手たちが取材に応じた。 男子マラソンで金メダルを獲得した勝木隼人(自衛隊体育学校)。終始、先頭を歩く一人旅のレースに「ロングの練習よりも […]

NEWS 吉田克久氏の退職の会が開催 和歌山北高時代にインターハイ総合優勝、ロンドン五輪代表・九鬼巧らを育成

2026.04.15

吉田克久氏の退職の会が開催 和歌山北高時代にインターハイ総合優勝、ロンドン五輪代表・九鬼巧らを育成

和歌山北高校などで長く指導した吉田克久氏の退職の会が、和歌山市内のホテルで開催された。 吉田氏は大体大を卒業し、和歌山県の教員に。「陸上競技を通して感謝の気持ちを育てる」という信念のもと、生徒一人ひとりと真摯に向き合う指 […]

NEWS 東京世界陸上マラソン金のジェプチルチルが疲労骨折 4月26日のロンドンマラソン欠場

2026.04.15

東京世界陸上マラソン金のジェプチルチルが疲労骨折 4月26日のロンドンマラソン欠場

女子長距離のP.ジェプチルチル(ケニア)が疲労骨折のため4月26日に英国で開催されるロンドンマラソンを欠場することが発表された。 ジェプチルチルは東京五輪、東京世界選手権のマラソンで金メダルを獲得している32歳。ハーフマ […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年5月号)

2026.04.14

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年5月号)

月刊陸上競技2026年5月号の内容に一部誤りがございました。 154ページの実業団情報で一部誤りがありました。 広告の下にコンテンツが続きます 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたしま […]

NEWS 織田記念に桐生祥秀、山縣亮太、福部真子、﨑山雄太らエントリー!

2026.04.14

織田記念に桐生祥秀、山縣亮太、福部真子、﨑山雄太らエントリー!

日本グランプリシリーズの織田記念のエントリーリストが発表された。 男子100mの招待選手には、昨年9秒99を出した桐生祥秀(日本生命)、9秒95の日本記録保持者で地元出身・山縣亮太(セイコー)が登録。2013年のこの大会 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top