2026.01.01
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km)
第70回記念のニューイヤー駅伝が行われ、GMOインターネットグループが4時間44分00秒の大会新記録で初優勝を飾った。
ロジスティードが4時間46分27秒で2位でフィニッシュ。21年の4位を上回り、過去最高順位を更新した。
11月の東日本を初制覇した勢いを、全日本でも見事に発揮した。勢いづけたのは1区の富田峻平。「1、2区で流れを作る」(別府健至監督)というチームの狙いの中で、「ラストは自分の出せるすべてを絞り出そう」。その言葉通り、終盤一気に抜け出して区間賞に輝く。
2区のルーキー・平林清澄は、先輩が生み出した流れを加速させるように、トップ争いを牽引。GMOインターネットグループ、サンベルクスに後れを取ったものの3位でタスキをつなぎ、「チームの目標に向けて前のほうでレースを進めることができました」。
そこからは、GMOインターネットグループの背中こそ遠ざかったものの、トップスリーの争いを力強く戦い抜く。特に「3区、4区、5区をセットと考えていた」と別府監督。ポイントの中盤で、3区の藤本珠輝が2位に浮上する。
4区で2つ順位を下げたが、5区の主将・四釜峻佑がすぐさま2位に巻き返す。その順位を、最後まで守り切った。
今大会の目標は、あくまでも「8位に入賞すること」と別府監督。その意図は「優勝できるチームになるには、それが定位置にならないと難しい」から。22年以降は入賞に届かず、24年には40位も経験。土台ができてはじめて、頂点を狙えるということだ。
メンバー最年長が25歳の富田と若いチームだが、それをまとめる四釜、藤本も24歳と若さの勢いが形となりつつある。東日本を制したあと、「なぜ勝てたのかを話した時に、やはり誰もが健康体で、自滅しなかったということが一番だった」という。
今回、出走した7人に近い状態で8~10番手の選手が控えていた。その総合力が、初のトップスリー入りにつながった。そして、東日本を制したことで「勝ちの味を知ることができた」ことも大きかったという。
土台はできつつある。次はその上、頂点を見据えていく。
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