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2019.10.25

【学生駅伝ストーリー】名城大の3連覇が濃厚か!?第37回全日本大学女子駅伝展望
【学生駅伝ストーリー】名城大の3連覇が濃厚か!?第37回全日本大学女子駅伝展望

【学生駅伝ストーリー】名城大の3連覇が濃厚か!?
第37回全日本大学女子駅伝展望

第37回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は、10月27日(日)に宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート、仙台市役所前市民広場をゴールとする6区間38.1kmで開催される。前回2連覇を遂げた名城大を軸に、悲願の初優勝を目指す大東大や最多10度の優勝回数を誇る立命大、関西女王の大阪学大、関東優勝の城西大らが激しいレースを繰り広げるはずだ。「令和」最初の杜の都決戦で、大学女子日本一の称号をつかむのは果たしてどの大学か。

前回は1区の和田有菜(右から2人目)の区間賞スタートで勢いに乗った名城大が2年連続3回目の優勝を果たした

 

■第37回全日本大学女子駅伝出場チーム

 

シード校

 

名城大 21年連続21回目
大東大  9年連続 9回目
立命大 30年連続30回目
東農大  9年連続27回目
松山大 12年連続12回目
京産大 26年連続26回目
大阪学大  11年連続26回目
大阪芸大  4年連続 7回目
北海道 札幌国際大  3年連続 3回目
東 北

東北福祉大 13年連続17回目
石巻専修大  2年連続 4回目
関 東 城西大 25年連続26 回目
日体大  8年連続31回目
中 大  2年ぶり28回目
東洋大  7年連続 7回目
拓 大  2年連続 2回目
玉川大  3年連続19回目
北信越 新潟医療福祉大  8年連続 8回目
東 海 中京学大   初出場
関 西 関 大 12年連続12回目
佛教大  2年連続18回目
兵庫大   初出場
神戸学大  4年ぶり12回目
中四国 環太平洋大  3年ぶり 2回目
九 州 福岡大 10年連続31回目
オープン 東北学連選抜 15年連続15回目

3連覇が濃厚な名城大
初V狙う大東大

前回8位までに入った名城大、大東大、立命大、東農大、松山大、京産大、大阪学大、大阪芸大にはシード権があり、各地区予選を勝ち抜いた17校とオープン参加の東北学連選抜チームが出場。そのうち創部7年目の中京学大と、同10年目の兵庫大が悲願の初出場を決めた。

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今回は6年ぶりにコースが変更される。1区が6.4kmから6.6km、3区が6.8kmから6.9km、6区が5.2kmから6.7kmに距離が延び、逆に2区は5.6kmから3.9kmに短縮され、全体として38.0kmから38.1kmに延びた。各校の戦力や今季の主要大会の結果などからレースを展望してみよう。

優勝候補の筆頭は、前回2連覇を果たし、史上3校目の3連覇を狙う名城大だろう。前回、最長区間(9.2km)の5区を担った加世田梨花(3年)、1区と3区でそれぞれ区間賞を獲得した和田有菜と髙松智美ムセンビの2年生コンビは健在で、さらに米田勝朗監督は「1年生3人を送り込む」ことを明かしている。

7月に5000mで15分54秒52をマークした小林成美と、同15分58秒10を出した荒井優奈、さらに9月の日本インカレで1500m3位、5000m5位に入った山本有真の起用が有力だ。和田は1区のスペシャリストだが、タイム差がつきにくい切り込み役よりも、アップダウンが増えて難易度が高くなった6区に置くことで、より盤石なレースを展開できるかもしれない。

日本インカレ10000mでは各校のエースが激しいバトルを展開。立命大の佐藤成葉(右から2人目)が5000mとの2冠を達成し、中大の五島莉乃(左から2人目)が両種目で2位。連覇を狙った名城大の加世田梨花(左端)は3位で、前回の全日本2区で12人抜きの快挙を達成した大東大の鈴木優花が4位だった

その名城大を追う一番手が、2013年以降の6大会で5回の準優勝と、悲願達成まであと一歩届いていない大東大だ。チームの主軸は、2年連続5区区間賞の関谷夏希(4年)と、ルーキーだった前回、2区で12人抜きの快走を披露した鈴木優花(2年)。さらに、6月の日本選手権3000m障害を9分50秒44のU20日本新記録(のちに9分49秒30に更新)で制した吉村玲美(1年)がいる。

関谷と鈴木は7月のユニバーシアード(イタリア・ナポリ)に出場し、鈴木はハーフマラソンで金メダルを、関谷は10000mで銅メダルを獲得。吉村は国際陸連のインビテーション(推薦枠)で9月27日のドーハ世界選手権3000m障害に急きょ出場し、予選落ちながら世界の舞台で貴重な経験を積んできた。この3人が万全の状態ならば、名城大の〝3本柱〟に勝るとも劣らない。

ただ、外園隆監督が「4番手から6番手が課題」と言うように、中心選手3人に次ぐメンバーがいかに本命に食い下がることができるか。9月29日の関東大学女子駅伝では、吉村が世界選手権出場のため不在。日本インカレ3000m障害2位の秋山祐妃(3年)は脚に違和感があって出場しなかった。

短い区間で1年生を試すことができた収穫はあったものの、関谷を含めた4年生3人の出来がいまひとつで3位に終わり、外園監督は「あまりにふがいない」と厳しい表情だった。「全日本で勝つには、3区終了時点で前に出ていないといけない」と靑葉貴幸コーチは話し、ベストな布陣でスタートラインに立つことが、名城大に勝つ絶対条件になりそうだ。

大東大は10000m31分50秒17を持つ関谷夏希(左)の4年連続5区(9.2km)起用が濃厚。前回4位の東農大は10000m31分台のエース・棟久由貴が本調子でなく、確実にシード権を死守したいところだ

メダル争いは混戦
立命大は17年連続3位以内がかかる

メダル争いは、前回まで2年連続3位の立命大が有力候補か。昨年度、富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝)で名城大に6連覇を阻まれ、8年ぶりに〝駅伝無冠〟に終わった。今季も上記2校ほどの勢いは感じられないが、エースの佐藤成葉(4年)は日本インカレの5000mと10000mの2冠に輝くなど孤軍奮闘。「自分はチームが全日本で5連覇してから入学してきた。今度こそ勝ちたい」と静かに闘志を燃やす。9月21日の関西学生女子駅伝で、立命大はその佐藤を起用せずに2位。前回メンバーも4人が残り、フルメンバーがそろうなら戦力的には大東大に匹敵しそうだ。

他のメダル候補としては、関西1位の大阪学大、3位の関大、4位の京産大、関東1位の城西大を挙げたい。5年ぶりに関西を制した大阪学大には日本インカレ長距離2種目入賞の髙谷愛奈(4年)、京産大には同1500m覇者の橋本奈津(4年)という絶対的エースがおり、橋本は「どの区間でも区間賞を取る気持ちで臨まないといけない」と意気込む。

関大は渡邉桃子(3年)と柳谷日菜(2年)の2枚看板が強力。夏までは主力に故障者が続出したが、ここに来てようやく足並みがそろってきた。

9月21日に開催された関西学生女子駅伝は大阪学大が5年ぶり3回目の頂点に

城西大は関東大学女子駅伝で、元気な1年生が1〜3区で先頭を奪い、8年ぶりの優勝を果たした。「昨年は6人選ぶのにギリギリの戦力しかいませんでしたが、今年は9人がレギュラー争いをしていました」と赤羽周平監督。関東の勢いを再現できれば、春の時点で7位に設定していた全日本の目標は、十分に上方修正できるだろう。

9月29日の関東大学女子駅伝は城西大が8年ぶりに制覇。2位の日体大に1分以上の差をつけた

前回4位の東農大は、エースの棟久由貴(4年)が長い故障に苦しみ、関東大学女子駅伝で約11ヵ月ぶりに実戦に復帰した。ようやく本番で使える目処が立ったが、長田千治監督は「去年の4年生の穴が埋め切れていない」と苦しい胸の内を明かしている。前回5位の松山大は前回メンバー全員が残るが、日本インカレでは目立った活躍はできなかった。ユニバ・ハーフマラソン銅メダリストの田川友貴(2年)を軸に序盤で流れを作りたい。

ここまで挙げた9校以外にも、前回8位で初シードを手にした大阪芸大、関東2位の日体大らも展開次第では十分シード入りのチャンスは秘めている。令和最初の〝杜の都駅伝〟は、どんな戦いが繰り広げられるのか。

■2019学生女子長距離10傑( 10月24日時点)
※全日本大学女子駅伝出場校のみ
●1500m
4.16.52  髙松智美ムセンビ(名城大2) 6.28
4.18.05  橋本 奈津(京産大4)    5.25
4.18.40  吉村 玲美(大東大1)    5.24
4.19.44  石川 英沙(松山大1)    5.11
4.21.70  逸見 亜優(京産大1)    7. 6
4.23.40  保坂野恋花(東農大4)    5.11
4.23.66  山本 有真(名城大1)    9.13
4.23.79  和田 有菜(名城大2)    9.13
4.24.50  大谷菜南子(松山大2)    5.14
4.25.01  土田 佳奈(東農大4)    7.28
●5000m
15.35.97 和田 有菜(名城大2)    4.27
15.36.95 五島 莉乃(中 大4)   10. 7
15.47.07 佐藤 成葉(立命大4)    9.14
15.51.66 加世田梨花(名城大3)    5. 4
15.54.52 小林 成美(名城大1)    7. 6
15.55.90 橋本 奈津(京産大4)    4.27
15.58.10 荒井 優奈(名城大1)    7. 6
16.01.15 鈴木 優花(大東大2)    5.11
16.03.57 髙松智美ムセンビ(名城大2) 7.12
16.05.77 関谷 夏希(大東大4)    5.26
●10000m
32.32.95 五島 莉乃(中 大4)    4.21
32.36.20 関谷 夏希(大東大4)    4.21
33.00.53 小林 成美(名城大1)    7. 9
33.02.93 鈴木 優花(大東大2)    5.23
33.22.79 佐藤 成葉(立命大4)    4.21
33.27.47 加世田梨花(名城大3)    9.12
33.36.85 橋本 奈津(京産大4)    5.10
33.43.52 荒井 優奈(名城大1)    7. 9
33.52.91 山本明日香(大阪芸大4)   7. 9
33.53.35 花野 桃子(日体大3)    7. 9

文/小野哲史

※当記事は月刊陸上競技11月号に掲載したものを加筆修正したものです

【学生駅伝ストーリー】名城大の3連覇が濃厚か!? 第37回全日本大学女子駅伝展望

第37回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は、10月27日(日)に宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート、仙台市役所前市民広場をゴールとする6区間38.1kmで開催される。前回2連覇を遂げた名城大を軸に、悲願の初優勝を目指す大東大や最多10度の優勝回数を誇る立命大、関西女王の大阪学大、関東優勝の城西大らが激しいレースを繰り広げるはずだ。「令和」最初の杜の都決戦で、大学女子日本一の称号をつかむのは果たしてどの大学か。 前回は1区の和田有菜(右から2人目)の区間賞スタートで勢いに乗った名城大が2年連続3回目の優勝を果たした   ■第37回全日本大学女子駅伝出場チーム
  シード校   名城大 21年連続21回目
大東大  9年連続 9回目
立命大 30年連続30回目
東農大  9年連続27回目
松山大 12年連続12回目
京産大 26年連続26回目
大阪学大  11年連続26回目
大阪芸大  4年連続 7回目
北海道 札幌国際大  3年連続 3回目
東 北 東北福祉大 13年連続17回目
石巻専修大  2年連続 4回目
関 東 城西大 25年連続26 回目
日体大  8年連続31回目
中 大  2年ぶり28回目
東洋大  7年連続 7回目
拓 大  2年連続 2回目
玉川大  3年連続19回目
北信越 新潟医療福祉大  8年連続 8回目
東 海 中京学大   初出場
関 西 関 大 12年連続12回目
佛教大  2年連続18回目
兵庫大   初出場
神戸学大  4年ぶり12回目
中四国 環太平洋大  3年ぶり 2回目
九 州 福岡大 10年連続31回目
オープン 東北学連選抜 15年連続15回目

3連覇が濃厚な名城大 初V狙う大東大

前回8位までに入った名城大、大東大、立命大、東農大、松山大、京産大、大阪学大、大阪芸大にはシード権があり、各地区予選を勝ち抜いた17校とオープン参加の東北学連選抜チームが出場。そのうち創部7年目の中京学大と、同10年目の兵庫大が悲願の初出場を決めた。 今回は6年ぶりにコースが変更される。1区が6.4kmから6.6km、3区が6.8kmから6.9km、6区が5.2kmから6.7kmに距離が延び、逆に2区は5.6kmから3.9kmに短縮され、全体として38.0kmから38.1kmに延びた。各校の戦力や今季の主要大会の結果などからレースを展望してみよう。 優勝候補の筆頭は、前回2連覇を果たし、史上3校目の3連覇を狙う名城大だろう。前回、最長区間(9.2km)の5区を担った加世田梨花(3年)、1区と3区でそれぞれ区間賞を獲得した和田有菜と髙松智美ムセンビの2年生コンビは健在で、さらに米田勝朗監督は「1年生3人を送り込む」ことを明かしている。 7月に5000mで15分54秒52をマークした小林成美と、同15分58秒10を出した荒井優奈、さらに9月の日本インカレで1500m3位、5000m5位に入った山本有真の起用が有力だ。和田は1区のスペシャリストだが、タイム差がつきにくい切り込み役よりも、アップダウンが増えて難易度が高くなった6区に置くことで、より盤石なレースを展開できるかもしれない。 日本インカレ10000mでは各校のエースが激しいバトルを展開。立命大の佐藤成葉(右から2人目)が5000mとの2冠を達成し、中大の五島莉乃(左から2人目)が両種目で2位。連覇を狙った名城大の加世田梨花(左端)は3位で、前回の全日本2区で12人抜きの快挙を達成した大東大の鈴木優花が4位だった その名城大を追う一番手が、2013年以降の6大会で5回の準優勝と、悲願達成まであと一歩届いていない大東大だ。チームの主軸は、2年連続5区区間賞の関谷夏希(4年)と、ルーキーだった前回、2区で12人抜きの快走を披露した鈴木優花(2年)。さらに、6月の日本選手権3000m障害を9分50秒44のU20日本新記録(のちに9分49秒30に更新)で制した吉村玲美(1年)がいる。 関谷と鈴木は7月のユニバーシアード(イタリア・ナポリ)に出場し、鈴木はハーフマラソンで金メダルを、関谷は10000mで銅メダルを獲得。吉村は国際陸連のインビテーション(推薦枠)で9月27日のドーハ世界選手権3000m障害に急きょ出場し、予選落ちながら世界の舞台で貴重な経験を積んできた。この3人が万全の状態ならば、名城大の〝3本柱〟に勝るとも劣らない。 ただ、外園隆監督が「4番手から6番手が課題」と言うように、中心選手3人に次ぐメンバーがいかに本命に食い下がることができるか。9月29日の関東大学女子駅伝では、吉村が世界選手権出場のため不在。日本インカレ3000m障害2位の秋山祐妃(3年)は脚に違和感があって出場しなかった。 短い区間で1年生を試すことができた収穫はあったものの、関谷を含めた4年生3人の出来がいまひとつで3位に終わり、外園監督は「あまりにふがいない」と厳しい表情だった。「全日本で勝つには、3区終了時点で前に出ていないといけない」と靑葉貴幸コーチは話し、ベストな布陣でスタートラインに立つことが、名城大に勝つ絶対条件になりそうだ。 大東大は10000m31分50秒17を持つ関谷夏希(左)の4年連続5区(9.2km)起用が濃厚。前回4位の東農大は10000m31分台のエース・棟久由貴が本調子でなく、確実にシード権を死守したいところだ

メダル争いは混戦 立命大は17年連続3位以内がかかる

メダル争いは、前回まで2年連続3位の立命大が有力候補か。昨年度、富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝)で名城大に6連覇を阻まれ、8年ぶりに〝駅伝無冠〟に終わった。今季も上記2校ほどの勢いは感じられないが、エースの佐藤成葉(4年)は日本インカレの5000mと10000mの2冠に輝くなど孤軍奮闘。「自分はチームが全日本で5連覇してから入学してきた。今度こそ勝ちたい」と静かに闘志を燃やす。9月21日の関西学生女子駅伝で、立命大はその佐藤を起用せずに2位。前回メンバーも4人が残り、フルメンバーがそろうなら戦力的には大東大に匹敵しそうだ。 他のメダル候補としては、関西1位の大阪学大、3位の関大、4位の京産大、関東1位の城西大を挙げたい。5年ぶりに関西を制した大阪学大には日本インカレ長距離2種目入賞の髙谷愛奈(4年)、京産大には同1500m覇者の橋本奈津(4年)という絶対的エースがおり、橋本は「どの区間でも区間賞を取る気持ちで臨まないといけない」と意気込む。 関大は渡邉桃子(3年)と柳谷日菜(2年)の2枚看板が強力。夏までは主力に故障者が続出したが、ここに来てようやく足並みがそろってきた。 9月21日に開催された関西学生女子駅伝は大阪学大が5年ぶり3回目の頂点に 城西大は関東大学女子駅伝で、元気な1年生が1〜3区で先頭を奪い、8年ぶりの優勝を果たした。「昨年は6人選ぶのにギリギリの戦力しかいませんでしたが、今年は9人がレギュラー争いをしていました」と赤羽周平監督。関東の勢いを再現できれば、春の時点で7位に設定していた全日本の目標は、十分に上方修正できるだろう。 9月29日の関東大学女子駅伝は城西大が8年ぶりに制覇。2位の日体大に1分以上の差をつけた 前回4位の東農大は、エースの棟久由貴(4年)が長い故障に苦しみ、関東大学女子駅伝で約11ヵ月ぶりに実戦に復帰した。ようやく本番で使える目処が立ったが、長田千治監督は「去年の4年生の穴が埋め切れていない」と苦しい胸の内を明かしている。前回5位の松山大は前回メンバー全員が残るが、日本インカレでは目立った活躍はできなかった。ユニバ・ハーフマラソン銅メダリストの田川友貴(2年)を軸に序盤で流れを作りたい。 ここまで挙げた9校以外にも、前回8位で初シードを手にした大阪芸大、関東2位の日体大らも展開次第では十分シード入りのチャンスは秘めている。令和最初の〝杜の都駅伝〟は、どんな戦いが繰り広げられるのか。
■2019学生女子長距離10傑( 10月24日時点) ※全日本大学女子駅伝出場校のみ ●1500m 4.16.52  髙松智美ムセンビ(名城大2) 6.28 4.18.05  橋本 奈津(京産大4)    5.25 4.18.40  吉村 玲美(大東大1)    5.24 4.19.44  石川 英沙(松山大1)    5.11 4.21.70  逸見 亜優(京産大1)    7. 6 4.23.40  保坂野恋花(東農大4)    5.11 4.23.66  山本 有真(名城大1)    9.13 4.23.79  和田 有菜(名城大2)    9.13 4.24.50  大谷菜南子(松山大2)    5.14 4.25.01  土田 佳奈(東農大4)    7.28 ●5000m 15.35.97 和田 有菜(名城大2)    4.27 15.36.95 五島 莉乃(中 大4)   10. 7 15.47.07 佐藤 成葉(立命大4)    9.14 15.51.66 加世田梨花(名城大3)    5. 4 15.54.52 小林 成美(名城大1)    7. 6 15.55.90 橋本 奈津(京産大4)    4.27 15.58.10 荒井 優奈(名城大1)    7. 6 16.01.15 鈴木 優花(大東大2)    5.11 16.03.57 髙松智美ムセンビ(名城大2) 7.12 16.05.77 関谷 夏希(大東大4)    5.26 ●10000m 32.32.95 五島 莉乃(中 大4)    4.21 32.36.20 関谷 夏希(大東大4)    4.21 33.00.53 小林 成美(名城大1)    7. 9 33.02.93 鈴木 優花(大東大2)    5.23 33.22.79 佐藤 成葉(立命大4)    4.21 33.27.47 加世田梨花(名城大3)    9.12 33.36.85 橋本 奈津(京産大4)    5.10 33.43.52 荒井 優奈(名城大1)    7. 9 33.52.91 山本明日香(大阪芸大4)   7. 9 33.53.35 花野 桃子(日体大3)    7. 9
文/小野哲史 ※当記事は月刊陸上競技11月号に掲載したものを加筆修正したものです

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