
日本陸連アスレティックス・アワード 2021が12月9日、都内で行われ、各省受賞者が発表。年間最優秀選手となるアスリート・オブ・ザ・イヤーには、東京五輪男子20㎞競歩で銀メダルを獲得した池田向希(旭化成)が選出された。池田は静岡県出身、1998年生まれの23歳。浜松日体高から東洋大を経て21年春から旭化成へ。20年の全日本能美大会20㎞競歩で優勝して東京五輪代表に内定。今夏の東京五輪では20㎞競歩で日本勢初となる五輪メダリストとなった。同式典では東京五輪入賞者への報奨金も授与。銀メダルを獲得した池田には1000万円が贈られた。
池田は「受賞できたのは支えてくださる皆様のお陰」と関係各所への感謝の言葉を述べ、「2年前に鈴木雄介選手(富士通)が受賞されたときに、『いつか自分も受賞できれば』と一つの目標になりました」と語る。そして「この賞を糧に、また賞の名に恥じぬよう精進してまいります」とあいさつした。
優秀選手賞には、男子マラソン日本新の鈴木健吾(富士通)、女子1500mで日本記録を出して東京五輪8位入賞を果たした田中希実(豊田自動織機TC)らが選ばれた。また、新人賞には男子110mハードルの泉谷駿介(順大)、1500m・5000mで高校記録をマークした佐藤圭汰(洛南高)らが選出。特別賞が今年の大会で廃止が決まった福岡国際マラソンの運営を長年にわたって務めた朝日新聞社と、東京2020パラリンピックの金メダリスト佐藤友祈(モリサワ)に贈られた。
日本陸連アスレティックス・アワードは2007年に始まり、今回で15回目。昨年はコロナ禍の影響でオンライン開催となり、2年ぶりの式典開催となった。

■日本陸連アスレティックス・アワード 2021 受賞者
・アスリート・オブ・ザ・イヤー
池田向希(旭化成/男子20㎞競歩)
・優秀選手賞
鈴木健吾(富士通/男子マラソン)
田中希実(豊田自動織機TC/女子中長距離)
三浦龍司(順大/男子3000m障害)
山西利和(愛知製鋼/男子20㎞競歩)
・新人賞
[東京運動記者クラブ選出]
泉谷駿介(富士通/男子110mH)
一山麻緒(ワコール/女子マラソン)
[日本陸連選出]
佐藤圭汰(洛南高/男子中長距離)
村上来花(弘前実高/女子ハンマー投)
・特別賞
朝日新聞社(福岡国際マラソン運営)
佐藤友祈(モリサワ)
・サトウ食品日本グランプリシリーズ シリーズチャンピオン
男子
金井大旺(ミズノ/男子110mH)
女子
寺田明日香(ジャパンクリエイト/女子100mH)
日本陸連アスレティックス・アワード 2021が12月9日、都内で行われ、各省受賞者が発表。年間最優秀選手となるアスリート・オブ・ザ・イヤーには、東京五輪男子20㎞競歩で銀メダルを獲得した池田向希(旭化成)が選出された。池田は静岡県出身、1998年生まれの23歳。浜松日体高から東洋大を経て21年春から旭化成へ。20年の全日本能美大会20㎞競歩で優勝して東京五輪代表に内定。今夏の東京五輪では20㎞競歩で日本勢初となる五輪メダリストとなった。同式典では東京五輪入賞者への報奨金も授与。銀メダルを獲得した池田には1000万円が贈られた。
池田は「受賞できたのは支えてくださる皆様のお陰」と関係各所への感謝の言葉を述べ、「2年前に鈴木雄介選手(富士通)が受賞されたときに、『いつか自分も受賞できれば』と一つの目標になりました」と語る。そして「この賞を糧に、また賞の名に恥じぬよう精進してまいります」とあいさつした。
優秀選手賞には、男子マラソン日本新の鈴木健吾(富士通)、女子1500mで日本記録を出して東京五輪8位入賞を果たした田中希実(豊田自動織機TC)らが選ばれた。また、新人賞には男子110mハードルの泉谷駿介(順大)、1500m・5000mで高校記録をマークした佐藤圭汰(洛南高)らが選出。特別賞が今年の大会で廃止が決まった福岡国際マラソンの運営を長年にわたって務めた朝日新聞社と、東京2020パラリンピックの金メダリスト佐藤友祈(モリサワ)に贈られた。
日本陸連アスレティックス・アワードは2007年に始まり、今回で15回目。昨年はコロナ禍の影響でオンライン開催となり、2年ぶりの式典開催となった。
■日本陸連アスレティックス・アワード 2021 受賞者
・アスリート・オブ・ザ・イヤー
池田向希(旭化成/男子20㎞競歩)
・優秀選手賞
鈴木健吾(富士通/男子マラソン)
田中希実(豊田自動織機TC/女子中長距離)
三浦龍司(順大/男子3000m障害)
山西利和(愛知製鋼/男子20㎞競歩)
・新人賞
[東京運動記者クラブ選出]
泉谷駿介(富士通/男子110mH)
一山麻緒(ワコール/女子マラソン)
[日本陸連選出]
佐藤圭汰(洛南高/男子中長距離)
村上来花(弘前実高/女子ハンマー投)
・特別賞
朝日新聞社(福岡国際マラソン運営)
佐藤友祈(モリサワ)
・サトウ食品日本グランプリシリーズ シリーズチャンピオン
男子
金井大旺(ミズノ/男子110mH)
女子
寺田明日香(ジャパンクリエイト/女子100mH) RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025