
◇日本学生個人選手権(6月4日~6日/神奈川・レモンガススタジアム平塚、ハンマー投のみ相模原ギオンフィールド)
昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。特にコンディションに恵まれた2日目に好記録が生まれた。
女子やり投では武本紗栄(大体大)が自己ベストを3m41㎝も更新する日本歴代4位の62m39(大会新)を放って優勝。東京五輪参加標準まであと1m61cmと迫るビッグアーチとなった。
女子100mでは予選から好条件にも恵まれて、ハイパフォーマンスが飛び出した。なかでも目立ったのは昨年の全国高校大会100m、200mで2冠に輝いた石川優(青学大)だ。
神奈川・相洋高出身のルーキーは予選でいきなりU20日本歴代3位、学生歴代5位の11秒48(+1.5)をマーク。自己ベストを0.08秒更新すると、準決勝11秒51(+0.8)、決勝11秒58(+0.4)とハイパフォーマンスを連発して快勝した。日本が4×100mリレーの東京五輪出場権を獲得した5月1日、2日の世界リレーでは代表に選ばれたもののの出走機会がなかった。だが、短距離2冠に輝いた5月下旬の関東インカレに続き、好調を維持。日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)では日本最速女子争いに大きく絡みそうだ。
この他、世界リレー4継で3走を務めた齋藤愛美(大阪成蹊大)が準決勝で追い風参考ながら11秒46(+2.1)をマーク。2走を務めた兒玉芽生(福岡大)が予選で11秒59(+0.2)を出した。2人は決勝を棄権したが、約3週間後の長居を見据えているだろう。東京五輪リレー代表選考にも関わるだけに石川を含め、学生スプリンターに注目が集まる。

男子走幅跳では伊藤陸(近大高専)が自己記録を15㎝伸ばす8m00(+1.5)で優勝。三段跳では16m35のU20日本記録保持者で日本インカレ2連覇の実力者だが、走幅跳でも昨年の日本選手権では3位に入っている。初の8mジャンプで、近年ハイレベルのこの種目でも存在感が高まりそうだ。
男女の5000mはそろって大会新記録が生まれた。男子は市村朋樹(東海大)が従来の大会記録を0.45秒更新する13分45秒20の自己ベストで優勝。女子5000mは5月の日本選手権10000m3位の小林成美(名城大)が15分33秒69で制し、終盤まで先頭を引っ張っていた不破聖衣来(拓大)が15分34秒12で2位。2人とも自己新だった。
初日と最終日は時折雨が強く降るなど、あいにくの天気だったが、選手たちは奮闘。初日の女子100mハードルでは玉置菜々子(国士大)が学生歴代8位タイ、大会新の13秒30(+1.4)で優勝した。

3年生の玉置は2週間前の関東インカレで追い風参考ながら13秒19(+4.2)で2位。予選で13秒52(+0.1)の自己新をマークしている。公認では0.22秒短縮して「びっくりしています」と言葉を弾ませた。
高校時代はインターハイ準決勝落ち。大学では昨年まで七種競技をやっていたが、それも専門のハードル種目に向けた体幹強化が目的だった。「(十種競技日本記録保持者の)右代啓祐(国士舘クラブ)さんからもトレーニングを教わっています」。そうして走力がついてきたという。
また、2位には1年生の岩佐茉結子(東学大)がU20日本歴代6位の13秒44で食い込んだ。
男子110mハードルは、13秒55(学生歴代7位)を自己記録に持つ徳岡凌(立命大)が追い風参考ながら大会記録(13秒54)を上回る13秒50(+3.8)でV。男子5000m競歩は東京五輪20km代表補欠の古賀友太(明大)が40分16秒88で快勝した。
最終日は女子円盤投で齋藤真希(東女体大)が大会新の55m01で、2位に5m42㎝差をつけて圧勝。男子円盤投は幸長慎一(四国大大学院)が56m71で制し、2日目の砲丸投(17m76)と合わせて今大会ただ1人の2冠を達成した。
◇日本学生個人選手権(6月4日~6日/神奈川・レモンガススタジアム平塚、ハンマー投のみ相模原ギオンフィールド)
昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。特にコンディションに恵まれた2日目に好記録が生まれた。
女子やり投では武本紗栄(大体大)が自己ベストを3m41㎝も更新する日本歴代4位の62m39(大会新)を放って優勝。東京五輪参加標準まであと1m61cmと迫るビッグアーチとなった。
女子100mでは予選から好条件にも恵まれて、ハイパフォーマンスが飛び出した。なかでも目立ったのは昨年の全国高校大会100m、200mで2冠に輝いた石川優(青学大)だ。
神奈川・相洋高出身のルーキーは予選でいきなりU20日本歴代3位、学生歴代5位の11秒48(+1.5)をマーク。自己ベストを0.08秒更新すると、準決勝11秒51(+0.8)、決勝11秒58(+0.4)とハイパフォーマンスを連発して快勝した。日本が4×100mリレーの東京五輪出場権を獲得した5月1日、2日の世界リレーでは代表に選ばれたもののの出走機会がなかった。だが、短距離2冠に輝いた5月下旬の関東インカレに続き、好調を維持。日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)では日本最速女子争いに大きく絡みそうだ。
この他、世界リレー4継で3走を務めた齋藤愛美(大阪成蹊大)が準決勝で追い風参考ながら11秒46(+2.1)をマーク。2走を務めた兒玉芽生(福岡大)が予選で11秒59(+0.2)を出した。2人は決勝を棄権したが、約3週間後の長居を見据えているだろう。東京五輪リレー代表選考にも関わるだけに石川を含め、学生スプリンターに注目が集まる。
男子走幅跳では伊藤陸(近大高専)が自己記録を15㎝伸ばす8m00(+1.5)で優勝。三段跳では16m35のU20日本記録保持者で日本インカレ2連覇の実力者だが、走幅跳でも昨年の日本選手権では3位に入っている。初の8mジャンプで、近年ハイレベルのこの種目でも存在感が高まりそうだ。
男女の5000mはそろって大会新記録が生まれた。男子は市村朋樹(東海大)が従来の大会記録を0.45秒更新する13分45秒20の自己ベストで優勝。女子5000mは5月の日本選手権10000m3位の小林成美(名城大)が15分33秒69で制し、終盤まで先頭を引っ張っていた不破聖衣来(拓大)が15分34秒12で2位。2人とも自己新だった。
初日と最終日は時折雨が強く降るなど、あいにくの天気だったが、選手たちは奮闘。初日の女子100mハードルでは玉置菜々子(国士大)が学生歴代8位タイ、大会新の13秒30(+1.4)で優勝した。
3年生の玉置は2週間前の関東インカレで追い風参考ながら13秒19(+4.2)で2位。予選で13秒52(+0.1)の自己新をマークしている。公認では0.22秒短縮して「びっくりしています」と言葉を弾ませた。
高校時代はインターハイ準決勝落ち。大学では昨年まで七種競技をやっていたが、それも専門のハードル種目に向けた体幹強化が目的だった。「(十種競技日本記録保持者の)右代啓祐(国士舘クラブ)さんからもトレーニングを教わっています」。そうして走力がついてきたという。
また、2位には1年生の岩佐茉結子(東学大)がU20日本歴代6位の13秒44で食い込んだ。
男子110mハードルは、13秒55(学生歴代7位)を自己記録に持つ徳岡凌(立命大)が追い風参考ながら大会記録(13秒54)を上回る13秒50(+3.8)でV。男子5000m競歩は東京五輪20km代表補欠の古賀友太(明大)が40分16秒88で快勝した。
最終日は女子円盤投で齋藤真希(東女体大)が大会新の55m01で、2位に5m42㎝差をつけて圧勝。男子円盤投は幸長慎一(四国大大学院)が56m71で制し、2日目の砲丸投(17m76)と合わせて今大会ただ1人の2冠を達成した。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.01.07
-
2026.01.02
-
2026.01.03
-
2026.01.02
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.14
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2026.01.08
エディオン・細田あいが引退!パリ五輪で補欠選出、ラストは東京マラソン「最後まで全力で駆け抜けたい」
株式会社エディオンは1月8日、女子陸上競技部所属の細田あいが2026年3月末で現役を引退するとを発表した。3月の東京マラソンがラストランになる。 30歳の細田は、長野東高では全国高校駅伝に2、3年時と出場。日体大では3年 […]
2026.01.08
箱根駅伝2度目V3・青学大がキャンパスで優勝報告会! 5区で大逆転の主将・黒田朝日「100%の力を発揮できた」
第102回箱根駅伝で3年連続9回目の総合優勝を果たした青学大が1月8日、都内の青山キャンパスで優勝報告会を開き、出走した選手や原晋監督らが学生らに感謝の気持ちを伝えた。 出走メンバーからは2区の飯田翔大(2年)が授業のた […]
2026.01.08
200mユニバ代表・壹岐元太が西日本三菱自動車販売に内定!アスナビ活用で次なるステップ「世界の舞台で戦う競技者に」
男子短距離の壹岐元太(京産大4)が、西日本三菱自動車販売株式会社への入社が内定したことがわかった。日本オリンピック委員会(JOC)によるトップアスリート就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、1月7日に内定が発表され […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
