HOME ニュース、国内

2020.12.05

【TF】相澤、新谷、田中3人が東京五輪決定 マラソン・競歩合わせて内定16人に
【TF】相澤、新谷、田中3人が東京五輪決定 マラソン・競歩合わせて内定16人に


東京五輪の代表選考会を兼ねて12月4日に行われた日本選手権・長距離で、男子10000mの相澤晃(旭化成)、女子10000mの新谷仁美(積水化学)、同5000mの田中希実(豊田自動織機TC)の3人が新たに東京五輪代表に内定した。

新型コロナウイルスの影響により東京五輪が1年延期。世界陸連(WA)はパンデミックの状況から、五輪の参加標準記録およびワールドランキングのポイント対象を、2020年4月6日から11月末まで有効期間外と決めた(マラソン・競歩については9月1日から有効)。そのため、10月に新潟で行われた日本選手権を含め五輪選考の対象とはならず、今回の日本選手権・長距離が競技会再開後初めての五輪選考会となった。

日本陸連は12月1日から有効となることが決まってから、長距離種目(5000m、10000m、3000m障害)を12月に開催することを決め、フィニッシュ時点で参加標準記録を突破した優勝者に五輪内定を1枠与えることとした。今回、男女10000mで日本記録を更新して制した相澤、新谷、そして昨年参加標準記録を突破していた女子5000mの田中が代表に内定した。

これにより、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)と付随するMGCシリーズで内定済みのマラソン代表男女3名ずつと、競歩の男子5人・女子2人に、今大会での3人を加え、16人が東京五輪代表に決まった。なお、昨年のドーハ世界選手権で決勝に進出した男子4×100mリレーも出場権を得ている。

■東京五輪 陸上の代表内定者(2020年12月時点、所属右は最終学歴)
●男子
10000m 相澤晃(旭化成/東洋大卒)
マラソン 中村匠吾(富士通/駒大卒)、服部勇馬(トヨタ自動車/東洋大卒)、大迫傑(Nike/早大卒)
20km競歩 山西利和(愛知製鋼/京大卒)、池田向希(東洋大)、高橋英輝(富士通/岩手大卒)
50km競歩 鈴木雄介(富士通/順大卒)、川野将虎(東洋大)
●女子
5000m 田中希実(豊田自動織機TC/西脇工高卒、同志社大在学中)
10000m 新谷仁美(積水化学/興譲館高卒)
マラソン 前田穂南(天満屋/大阪薫英女学院高卒)、鈴木亜由子(日本郵政グループ/名古屋大卒)、一山麻緒(ワコール/出水中央高卒)
20km競歩 岡田久美子(ビックカメラ/立教大卒)、藤井菜々子(エディオン/北九州市立高卒)

東京五輪の代表選考会を兼ねて12月4日に行われた日本選手権・長距離で、男子10000mの相澤晃(旭化成)、女子10000mの新谷仁美(積水化学)、同5000mの田中希実(豊田自動織機TC)の3人が新たに東京五輪代表に内定した。 新型コロナウイルスの影響により東京五輪が1年延期。世界陸連(WA)はパンデミックの状況から、五輪の参加標準記録およびワールドランキングのポイント対象を、2020年4月6日から11月末まで有効期間外と決めた(マラソン・競歩については9月1日から有効)。そのため、10月に新潟で行われた日本選手権を含め五輪選考の対象とはならず、今回の日本選手権・長距離が競技会再開後初めての五輪選考会となった。 日本陸連は12月1日から有効となることが決まってから、長距離種目(5000m、10000m、3000m障害)を12月に開催することを決め、フィニッシュ時点で参加標準記録を突破した優勝者に五輪内定を1枠与えることとした。今回、男女10000mで日本記録を更新して制した相澤、新谷、そして昨年参加標準記録を突破していた女子5000mの田中が代表に内定した。 これにより、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)と付随するMGCシリーズで内定済みのマラソン代表男女3名ずつと、競歩の男子5人・女子2人に、今大会での3人を加え、16人が東京五輪代表に決まった。なお、昨年のドーハ世界選手権で決勝に進出した男子4×100mリレーも出場権を得ている。 ■東京五輪 陸上の代表内定者(2020年12月時点、所属右は最終学歴) ●男子 10000m 相澤晃(旭化成/東洋大卒) マラソン 中村匠吾(富士通/駒大卒)、服部勇馬(トヨタ自動車/東洋大卒)、大迫傑(Nike/早大卒) 20km競歩 山西利和(愛知製鋼/京大卒)、池田向希(東洋大)、高橋英輝(富士通/岩手大卒) 50km競歩 鈴木雄介(富士通/順大卒)、川野将虎(東洋大) ●女子 5000m 田中希実(豊田自動織機TC/西脇工高卒、同志社大在学中) 10000m 新谷仁美(積水化学/興譲館高卒) マラソン 前田穂南(天満屋/大阪薫英女学院高卒)、鈴木亜由子(日本郵政グループ/名古屋大卒)、一山麻緒(ワコール/出水中央高卒) 20km競歩 岡田久美子(ビックカメラ/立教大卒)、藤井菜々子(エディオン/北九州市立高卒)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.15

7年ぶり開催の中国四国学生女子駅伝は山口・周南公立・至誠館大連合が独走V!/中国四国学生女子駅伝

第23回中国四国学生女子駅伝が12月15日、広島県の東広島市運動公園内周回コースで行なわれ、山口・周南公立・至誠館大連合が1時間1分37秒で優勝した。 山口・周南公立・至誠館大学連合は1区・治尾優衣奈が17分27秒で首位 […]

NEWS 男子・細江が3位入賞! 4区・柘植源太が圧巻区間賞/全中駅伝

2024.12.15

男子・細江が3位入賞! 4区・柘植源太が圧巻区間賞/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17 […]

NEWS 我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝

2024.12.15

我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17 […]

NEWS 女子3位・神村学園は初出場から3連続トップ3 5区・武田「みんなと一緒に走ったから自信になる」/全中駅伝

2024.12.15

女子3位・神村学園は初出場から3連続トップ3 5区・武田「みんなと一緒に走ったから自信になる」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・女子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、女子は京山(岡山)が41分18秒で […]

NEWS 女子・富山の大沢野は2年連続2位 ダブルエースが見せ場 1区・長森「悔いはない」/全中駅伝

2024.12.15

女子・富山の大沢野は2年連続2位 ダブルエースが見せ場 1区・長森「悔いはない」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・女子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、女子は京山(岡山)が41分18秒で […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top