◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目
東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳予選で瀬古優斗(FAAS)が2m15を一発で越え、B組3位、全体でも4位で初出場・初決勝を決めた。
8月のAthlete Night Games in FUKUIで日本歴代2位タイの2m33を跳び、参加標準記録を突破。初めて世界大会のピットに立った。
さすがに「緊張しました」と瀬古。しかも、2m16の1回目に「滑ってそのまま」跳んだことで踏み切り脚の左足スパイクが壊れたという。
「左足だけ4足準備していました」と備えは万全だったが、足になじませるのに2m21で2回を費やすことになった。「ようやくなじんできた」という3回目にバーを越え、続く2m25も一発クリア。「跳べて良かったです」と笑顔で振り返る。
自国開催での大声援が、緊張をかき消してくれた。「手拍子をもらって、“母国パワー”をもらいました」と感謝する。
調子自体は良く、「それを扱いきれるか」というのが決勝での課題。だが、「2m33でやれたことを再現することが一番。それができれば、2m36にもアタックしたい」と力強い。
世界大会2年連続入賞中の赤松諒一(SEIBU PRINCE)とともに挑む決勝は、「同じ日本チームの仲間なのでうれしいですし、赤松さんと一緒で心強い。胸を借りて臨みたい」と話す瀬古は、「自分の最高のジャンプをするだけです」とまっすぐ前を見据えた。
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