2025.07.06
7月5日、米国オレゴン州ユージンで、ダイヤモンドリーグ(DL)第9戦の第50回プリフォンテーン・クラシックが行われ、女子5000mでB.チェベト(ケニア)が13分58秒06の世界新記録で優勝した。これまでの世界記録はG.ツェガエ(エチオピア)が23年に出した14分00秒21で、女子として史上初の13分台に到達した。
昨年のこの大会では10000m28分54秒14の世界記録を樹立したチェベトは25歳。パリ五輪では5000m、10000mの2冠に輝いている。
レースではチェベトとツェガエ、10kmで28分46秒の世界記録を持つA.ゲティチ(ケニア)の3人が序盤から世界記録ペースで進行。1000mを2分47秒5で入ると、2000mを5分35秒5で通過する。3000mを8分22秒9でパスした後にペースが緩み4000mは11分14秒1となったが、ここから徐々にペースアップ。
残り400mでも3人による争いが続いたものの、終始先頭を引っ張ったチェベトがラスト200mからスパートで振り切ってフィニッシュした。最後の1000mが2分44秒。400mは61秒7、200mは28秒8という驚異的なスピードで世界記録に結びつけた。
「14分を切った最初の女性となって、本当に幸せです」と声を弾ませたチェベト。「DLローマではただレースに勝つために走って14分03秒でした。その時に『自分にも世界記録を出せる力があるんだ』と感じ、ユージンに向けては記録に挑戦するつもりで調整してきました」と話した。9月の世界選手権に向けても「強力なライバルがそろっているので、良い結果がでせるようにしたい」と抱負を語っている。
2位のゲティチは歴代3位の14分01秒29。ツェガエは14分04秒41で3位だった。
また、女子5000mの80分後に行われた女子1500mでも世界記録が誕生。パリ五輪金のF.キピエゴン(ケニア)が序盤からハイペースで飛ばして、自身が持つ世界記録を0.36秒縮める3分48秒68を叩き出した。
女子3000m障害ではW.ヤヴィ(バーレーン)が世界記録にあと0.93秒と迫る8分45秒25で快勝。同走幅跳はT.デイヴィス・ウッドホール(米国)が7m07(+1.9)を6回目に跳んで逆転勝ちを納め、同100mはM.ジェファーソン・ウッデン(米国)がパリ五輪女王のJ.アルフレッド(セントルシア)を0.02秒差で抑える10秒75(-1.5)で制した。
男子でも好記録が相次ぎ、200mはL.テボゴ(ボツワナ)が今季世界最速となる19秒76(+0.7)で優勝した。砲丸投もJ.コヴァクス(米国)が22m48でトップ。また、DL種目外の10000mでもB.メハリー(エチオピア)が26分43秒82で1位となった。
女子5000mで13分台! チェベトの走りをチェック
チェベトの1000mごとのラップ 1000m 2.47.5 2000m 5.35.5(2.48.0) 3000m 8.22.9(2.47.4) 4000m 11.14.1(2.51.2) 5000m 13.58.06(2.43.96)RECOMMENDED おすすめの記事
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