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2025.11.01

洛南が3区の1年生・稲垣翔馴で首位を奪い11連覇 立命館宇治はオール区間賞で全国出場は“皆勤”の37に/京都府高校駅伝
洛南が3区の1年生・稲垣翔馴で首位を奪い11連覇 立命館宇治はオール区間賞で全国出場は“皆勤”の37に/京都府高校駅伝

洛南の3区・稲垣翔馴と立命館宇治のアンカー・植田柚衣

全国高校駅伝の出場権を懸けた京都府高校駅伝が11月1日、府立丹波自然運動公園周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は、洛南が2時間6分37秒で11年連続32回目の優勝を決めた。午前に行われた女子は、立命館宇治が1時間10分51秒で38年連続40回目の京都女王に輝いた。

上位3チームが2時間10分を切る激戦となった男子。洛南は1区(10km)をインターハイ3000m障害4位の前田結人(3年)が務め、29分57秒で区間賞を獲得した京都外大西・桒原将大(2年)から10秒差の2位発進。2区(3km)の貝原悠里(3年)が区間賞で4秒差に詰めた。

3区(8.1075km)に入って国スポ少年B3000m覇者のルーキー・稲垣翔馴が24分24秒の区間賞で首位、33秒差をつけて一気に突き放す。その後は4区の奥野恭史(3年)も区間賞。さらに、6区(5km)の竹内知(2年)は14分42秒の区間新を叩き出し、11年連続32回目の全国切符を手にした。

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2位は2時間8分20秒で洛北。2区の松本陽樹(1年)や5区(3km)の堤翔矢(2年)の区間賞を手にした。3区途中まで首位を走った京都外大西は2時間9分18秒で3位だった。

女子は、昨年の全国大会で4位に入った立命館宇治が今回も序盤から有利にレースを進めた。

インターハイ3000m3位の芦田和佳(3年)が1区(6km)で19分29秒と首位発進。昨年の都大路を経験している3区(3km)の小林美友(3年)が区間賞で後続を引き離すなど、オール区間賞の走りで独走し、第1回全国大会からの出場連続回数を37に伸ばした。

2位は1時間13分03秒で西京。1区からの順位をそのままキープした。3位は最終5区で順位を1つ押し上げた京都外大西が1時間14分16秒で入った。

全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた京都府高校駅伝が11月1日、府立丹波自然運動公園周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は、洛南が2時間6分37秒で11年連続32回目の優勝を決めた。午前に行われた女子は、立命館宇治が1時間10分51秒で38年連続40回目の京都女王に輝いた。 上位3チームが2時間10分を切る激戦となった男子。洛南は1区(10km)をインターハイ3000m障害4位の前田結人(3年)が務め、29分57秒で区間賞を獲得した京都外大西・桒原将大(2年)から10秒差の2位発進。2区(3km)の貝原悠里(3年)が区間賞で4秒差に詰めた。 3区(8.1075km)に入って国スポ少年B3000m覇者のルーキー・稲垣翔馴が24分24秒の区間賞で首位、33秒差をつけて一気に突き放す。その後は4区の奥野恭史(3年)も区間賞。さらに、6区(5km)の竹内知(2年)は14分42秒の区間新を叩き出し、11年連続32回目の全国切符を手にした。 2位は2時間8分20秒で洛北。2区の松本陽樹(1年)や5区(3km)の堤翔矢(2年)の区間賞を手にした。3区途中まで首位を走った京都外大西は2時間9分18秒で3位だった。 女子は、昨年の全国大会で4位に入った立命館宇治が今回も序盤から有利にレースを進めた。 インターハイ3000m3位の芦田和佳(3年)が1区(6km)で19分29秒と首位発進。昨年の都大路を経験している3区(3km)の小林美友(3年)が区間賞で後続を引き離すなど、オール区間賞の走りで独走し、第1回全国大会からの出場連続回数を37に伸ばした。 2位は1時間13分03秒で西京。1区からの順位をそのままキープした。3位は最終5区で順位を1つ押し上げた京都外大西が1時間14分16秒で入った。 全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

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